鳥取県若桜町の若桜の東にある糸白見からは南西に糸白見川が流れており、2016/08/05には糸白見川から東山(とうせん)に登っています。今回は糸白見の南の山を登ってみました。集落の西はずれから林道があります。植林の中を登っていきますが、最近も伐採が行われているようで、ユンボなどが置いてありました。林道は地形図で見るよりも上まで延びていますが、終点は谷の下なので、植林を西にトラバースして小さな尾根に上がりました。この付近は意外と急な斜面で、灌木も生えているのでちょっと苦戦しました。這いつくばって尾根に上がり、また急な斜面をしばらく登ると徐々に勾配は緩くなりました。植林も自然林になり、841m地点ではアシビが茂っていました。このあとまた急斜面を登り、標高900mを超えた付近は広々して良い感じです。西に歩いて、940m+ピークを過ぎて南に下りになると急斜面の藪で、足元が見えず危険でした。藪を突破すると目の前に林道(糸白見林道)がありました。ここには半壊した波板の小屋がありました。ここから978mピークに上がれば2016/5/7に岩屋堂から東山に登ったときのルートになりますが、まだ標高差は400mもあるので東山には登らず林道を西に歩きました。
しっかりと作られた林道ですが、法面の崩落(写真)、落石や倒木もあり、灌木やシダも生えています。たまに展望もあって氷ノ山が見えました。そして、2016/08/05に登ってきたカーブミラーのところに着きました。ここには糸白見と書かれた丸い板があるので、急斜面ですが安心して降りられました。このあとは登山道で踏み跡のある所もありましたが、藪を避けたりマーキングを辿ったりして尾根から外れてしまったこともありました。最終的には林道が尾根の西側でターンしていたので、そこからは林道で降りました。石垣があって、いまは植林ですがもとは耕作地だったようです。糸白見川を橋で渡って、道路を歩いて糸白見に戻りました。
展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「岩屋堂」です。
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