2023年8月16日水曜日

再び植林で登る生野の八幡山

 


2022/06/12に生野の八幡山に東の植林からダイレクトに登っていますが、今回は別の尾根で登りました。前回同様に神崎北ICFの北で播但自動車道をくぐって側道に入り、南に歩くと、舗装した道が側道から分かれて山に上がっていきます。前回はこの先の尾根を登ったのですが、今回はここで北に折り返す未舗装の林道に入りました。この林道は2回ターンして、北の山に延びて行っていました。目的の尾根は最初にターンしていた尾根なので、植林の急斜面を登って尾根の中央に出て、あとはひたすら登りました。間伐材が横に寝かしてある斜面で、大きな岩はありません。全部が植林ではなく、広葉樹が残っている所や、幅の広い空きスペースが真っ直ぐに上へ伸びている所もありました。地形図でもわかるように標高550m付近からは特に急勾配ですが、植林なので気に掴まらなくても登れました。しかし登り切るとシダと倒木と灌木の藪で、数10m苦労して抜けると、きれいな植林になりました。そして稜線に出ると岩塊流の斜面を西に見ながら北に登り、アセビの藪を抜けて八幡山の山頂に着きました。以前よりも周囲のアシビや木が伸びた感じで、北西の展望がほぼなくなっていました。八幡山三等三角点(775.26m)があります。(写真)


下山は稜線を北に下りました。標高650m付近は植林の急斜面で八幡山への道標がありますが、斜面の道が消えてしまっているので下山にはわかりにくくなっていました。GPSを見て方角を確認して北に降りると、登山道が稜線に上がる地点に出ました。登山道は谷を上がってきますが、台風の次の日で谷は水が多そうだったので、登山道の北の尾根を降りることにしました。この尾根は途中に倒木や灌木の藪もありますし急斜面もありますが、ほぼ全部植林で、ちょっと整備すれば登山道になりそうでした。最後は錆びて半分になったドラム缶があり、その下には道らしいものがありました。しかし林道に降りるところは急斜面の法面を木に掴まって降りる必要がありました。


台風の後で谷を避けた登山でしたが、その目的は達せられました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「生野」です。



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