美作市は広いのですが、これらの三角点は大原から吉野川沿いを南に行った所にあります。大聖寺の北です。まずは壬生の郵便局の付近から東に人家の間を歩きました。ストリートビューの終わりまで行くと、「ナイゲ線林道 完成記念」という平成7年の記念碑があり、その脇に「高林稲荷神社 右道路」という記念碑より古そうな看板があります。少し林道を歩きましたが、すぐに脇の植林に入って登りました。ピークまで登ると平成8年に改築された高林稲荷神社がありました。手水鉢は古そうでした。ここには壬生四等三角点(314.16m)があり、また尼山城とされています[1]。
高林神社からは少し林道を歩いて峠まで行きました。ここで笹とトゲのある木の藪を抜けると旧道があり、自然林を南に歩くと植林になりました。370m+ピークに着き、南東に急斜面を降りました。このピークの付近はなんとなく人工的な地形という気がしたのですが、じっさい西の380m+ピークは比丘尼ヶ城とされています[1]。急斜面を下ると地形図では破線道が鞍部を横切っていますが、それらしい道の名残がありました。しばらく平坦な尾根を歩くと、ちょっと登りがあってトタンの波板が落ちていました。東に曲がった付近は真砂土で木が生えていないため東の方向が見渡せました。ここからは尾根に白い荷造り紐が張られており、それに沿って歩きました。徐々に藪っぽくなり、350m+ピーク付近は藪で、降りる方向を見定めるのに苦労しました。しかしこの付近の西側は地面が強化されており、土砂崩れを防いでいるようでした。藪を抜けると再び道があり、自然林を西に歩きました。巻き道がありそうでしたが、少し灌木の邪魔な360m+に登り、南の尾根に降りました。西に曲がると塩谷三等三角点(358.23m)に着きました。自然林に囲まれています。
塩谷三角点から南西に降りていき、西に曲がると長い平坦な尾根になりました。楽に歩けました。途中に杣道が尾根を南北に横切っているところがありました。北側は道が来ているようでした。この先も地形図通りに平らな尾根で、自然林が続きました。この付近の尾根は曲がりくねっており、ときどきGPSの確認が必要でした。標高250m付近からは植林もありました。それにしても平坦で長い尾根でした。標高200m付近になると斜面に段が作られており、人工的な地形になりました。それを降りていくと、道があり、さらに降りると地形図の道がありました。この付近は耕作地だったようです。
道を横切って北の斜面を登ると、1基だけ墓がありました。この付近も段が作られており、登ると平坦地になっていました。削って作ったと思われる広い平坦地で、人工物の跡であることは明らかですが、ここは横山城だったようです[1]。ピークの西の方は倒木のある笹薮で、かなり長く探して吉野四等三角点(195.68m)を藪の南側斜面の上の方で発見しました。三角点を確認したので南の道に降りればよかったのですが、平坦地が東に続いているので行ってみました。平坦地の外れは竹藪で、耕作地だったところは笹薮になっており、藪漕ぎになりましたが、なんとか墓地に出てくることができました。素直に道で降りるべきでした。
展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「佐用」です。