2025年11月23日日曜日

県道8号線から登る飯森山

 


多可アルプスの飯森山は、最近では2024/12/07に東の多田から、2025/07/21に西の大畑から登りました。今回は2025/08/31に見かけた林道で南から登ってみました。まず県道8号線の新松か井の水公園の下の旧道から登り始め、「角シガ谷」から関係者以外立入禁止の林道に入りました。舗装された林道でススキやイバラが邪魔ですが問題なく歩けました。そのまま谷を上がって行くとどうなるか興味がありましたが、今回は途中で谷を東に渡って南に林道を歩きました。少しずつ下って行きます。地形図では途中から破線道があって尾根に上がれることになっていますが、この道は探しても見つかりません。しかしその先にまっすぐ南に行く林道の他に、東に登っていく林道がありました。ここにあった「災害に強い森づくり」の説明板の地図では、この林道は山の南側を進んで、2016/04/16に荒田神社から登ってきた尾根(424mピークと宮前奥山を繋ぐ尾根)には達しないで、分岐したまっすぐに南に行く林道と合流し、広域基幹林道三国・千ヶ峰線に繋がっているようでした。とりあえずはこの林道で登りましたが、2ターン曲がったところで鹿と出会い、鹿が尾根の方に逃げていったので、ここから尾根に上がりました。尾根は自然林ですが藪というほどではなく、踏み跡もありました。ネットもありますが邪魔ではありません。急斜面もありますが踏み跡に助けられました。最後は岩場があり、その上は藪で、その中に金属プレートの宮前奥山四等三角点(682.58m)がありました。


宮前奥山三角点の北東側は広く伐採されています。この付近は何度か通っており、ここから飯森山までは2016/04/16同じルート(そのころは伐採されていなかった)、2024/12/07の逆ルートです。ネット沿いに北に降りると林道に出て、そこからも標高差300mをネット沿いに登りました。岩が多いせいか意外と登りやすく、非常に急な場所ではネットに掴まりました。東側には広い伐採地が広がっており、植えられた木も少し育ってきたようでした。遠く杉原川沿いが望めます。最後はネットから離れ、少し岩のあるところを歩いて、飯森山の山頂に着きました。福畑山三等三角点(900.59m)があります。


飯森山からは2016/04/16と同様に多可の天空を歩きました。自然林は既に落葉していました。尾根上は植林が多く、900m+の飯森山南から南に折れてしばらく歩くと東側に展望のある場所がありました。他の場所では展望はほとんどありません。全体としては下りですが、たまに短い急斜面を登ったこともありました。奥山四等三角点(731.38m)では、うっかり西に行きそうになりましたが、全体にマーキングがしっかりした整備された道なので迷うこともなく気持ち良く歩けました。高坂トンネルの上を歩き、ちょっと登ってから少し東寄りになり、593mを過ぎて広い植林を歩き、藪になったと思ったら生野支線一五鉄塔がありました。この付近からは少し藪っぽくなりましたが、最後は植林を降りて高坂峠に出ました。ここまで多可の天空を1時間半ほど歩きましたが、快晴の連休中にもかかわらず誰にも会いませんでした。もったいないことです。


高坂峠からは旧道で降りました。途中の松か井の水の紅葉は終わっていました。ここにも誰もいません。舗装された旧道を歩いて県道8号線に戻りました。


展望 ★★☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「生野」です。



2025年11月18日火曜日

学習歩道で黒岩滝へ

 


峰山高原の下に位置する黒岩滝への道しるべが県道8号線にあります。ここから登っていこうと思って、道しるべから整備された未舗装林道を走っていくと、橋があって「この橋は自動車の重さには耐えません」と書いてありました。橋を渡ったところに広いスペースがあるのですが、橋の手前に車をとめました。すぐに道しるべがあって、「太田ダム」「峰山高原・黒岩の滝」に道が分かれます。黒岩の滝の方へ植林を歩くと、良い道があって、そのまま歩いていると谷に寄って行き、堰堤に出てきました。これは地形図の破線道とは違うので、破線道の方向に植林を登っていくと道があり、「学習歩道」「峰山高原へ」と道しるべがありました。これが目指す破線道だと思って歩きました。この道は荒れているとネットには書いてありましたが、荒れているとしても私の予想とはだいぶ違っていました。藪があるわけではなく、だいたいはわかりやすく、しっかり作られた道でした。石積で補強されているところあって、かつては重要な道だったと思われます。植林を抜けると土石流の跡のような場所もありましたが、大きな問題はありません。一箇所だけ道が流されていて倒木を避けながら急斜面をトラバースしました。途中にも「学習歩道」の道しるべがありました。


黒岩滝が近づくと谷が近づいてきて、低い滝もありました(写真)。その先でも大きな岩があって、左に谷に降りるか真っ直ぐ登り気味に行くか悩みましたが、まっすぐに歩きました。すると道は徐々に消えていき、急斜面をトラバースする必要がでてきました。下るのは危ないので足がかりを見つけて植林に登っていきました。苦労して先に進むと道しるべがあり「黒岩の滝」「林道」となっていました。登山道に出たと思って黒岩滝の方へ歩くと、ここで渓流を渡る必要がありました。大きな岩があってその上を歩けば渡れそうでしたが、水量が多く岩の間はどこも水が流れていました。岩の上も濡れており、落ち葉もあって安全に歩けるものではありません。向こうを見ると道が続いているらしいのが見て取れましたが、そこまで安全に行くルートが見つけられず、雨も降ってきたのでここで引き返すことにしました。


ここの道しるべの「林道」は植林の斜面の上を向いていたのですが、急斜面の植林には道はありません。しかし谷沿いの水平な道があり、ここまで登山道を見失っていたことに気が付きました。この道を戻ると、来る時に谷に降りるかどうか悩んだ大きな岩に出てきました。正解は左でも真っ直ぐでもなく、右だったのです。ここからは来た道を引き返しただけですが、行きで出会った道の流されているところには出会いませんでした。ここでも道を見失っていたようです。最後は最初に見た「学習歩道」の道しるべに戻ってきて、そのまま歩くと植林で道が不明瞭になりましたが、すぐに溝のような道があり、出発点に戻れました。最初に堰堤の方に行った分岐も確認できましたが、ここは右に行くべきだったのでした。


この登山道は荒れてはいませんが、濡れた岩を渡るのは水量の少ない時期にしたほうが良いと思いました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「長谷」です。



2025年11月16日日曜日

金山神社から登る山品山

 


なんども登っている音水湖西の山品山ですが、今回は南の波賀町音水にある金山神社から登りました。神社の裏手はいきなり植林の急斜面になっています。ここは2025/11/1の下山の時に検討して急斜面過ぎると思って避けたところなのですが、やめておいて正解でした。急斜面ですがジグザグに登る作業道がありました。これを登ると平坦地があってコンクリートの基礎がありました。付近には似たような遺構がありそうでしたが、この基礎だけでは何があったかはわかりません。ここからも急斜面が続き、作業道を探しながら登りましたが、ほぼ何もなく、木や根に掴まって登りました。2025/11/1の下山でも苦労したのは岩場でしたが、この尾根にも岩場がありました。落ち葉の斜面よりは岩の方が足場はしっかりしますが、木が生えていないと掴まるものがありません。両手両足と膝まで使って登りました。ひとしきり岩場を登っても、さらに岩場がありました。地形図で地下を水路が横切っている付近もまだまだ大変でしたが、その後は少し楽になりました。標高650m付近から上は地形図では平坦な尾根ですが、実際にはまずピークがあって、急斜面を降りると細尾根になり、その後にも急な下りがありました。その後で標高710m付近から登りですが、これはここまでの急斜面に比べるとだいぶ楽に感じました。尾根登りは続きますが、徐々に普通の山登りになりました。付近の黄葉もきれいで(写真)、930mピークに着きました。ここからは2025/11/1の逆コースで、山品三等三角点(945.76m)のある山品山の山頂に着きました。


下山はいろいろ検討しましたが、あまり北に行くと音水渓谷に降りた時に道路が音水川の対岸に行ってしまいます。そのため、山品山から少し北に行ったところから比較的ゆるやかな尾根を降りました。この尾根は自然林の斜面でしたが、木があれば掴まった程度で、意外と楽に降りられました。しかも最後は木の階段のある遊歩道に出て、音水林道まで楽に降りられました。降りたところは道路が川を西側に渡るところで、ここの看板によるとこの遊歩道は「音水103林班管理歩道」だそうですが、道の詳細は消えていて読み取れませんでした。ここには東屋がありました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「音水湖」です。



2025年11月8日土曜日

宇徳神社から登る鉄鈷山

 


鉄鈷山は2014/06/08に東床尾山から尾根伝いに歩いてきました。今回は東側の板生川沿いの宇徳神社から登ってみました。県道56号線で宇徳神社に行くと、神社の背後の山にはフェンスがありますが、うまく壊れているところが神社の右手にあって、ここから植林を登りました。急斜面ですが作業道があるので手を使わないでも登れました。ちょっと登ればあとは快適な尾根歩きとなります。京都府と兵庫県の県境まで標高差350m以上ありますが、緩やかな尾根なのでゆっくりと登りましたが、尾根まで50分ほどでした。途中は植林が多く、急斜面は神社の裏と尾根の手前だけでした。


県境の尾根に出ても登山は終わりではありません。北に歩くと内海三等三角点(736.38m)に向かって標高差100mを登ります。自然林が多く、690m+ピークは切り開かれており地籍図根三角点がありました。内海三角点の手前は尾根が曲がります。内海三角点からさらに北に歩き、674mピークを過ぎ、次の680m+ピーク付近から植林になりました。703mピークでは植林を東に曲がりましたが、広い尾根でちょっと迷いました。尾根は北に向かい、737mピークへ急坂を登りました。いちど下ると鉄鈷山へ向かって緩い登りとなりました。この付近は自然林が多いようでした。鉄鈷山の名前の由来は砂鉄が採れたからだそうで、山頂には山名のプレートがあります。


鉄鈷山からは北東に尾根を降りますが、ここから北側の紅葉がきれいでした。この付近の南側は伐採されています。そして西谷三等三角点(718.06m)に寄りましたが、この付近も紅葉していました。そして戻って東に尾根を降りていくと、この付近でも紅葉している木が多く楽しめました(写真)。この先でちょっとわかりにくい尾根を東に降りると林道がありました。これは県道から上がってきて、鉄鈷山の下まで行っているようですが、少し尾根沿いに行った後ですぐに曲がって降りていってしまったので、林道は歩かず尾根を歩き続けました。北に曲がってその北では尾根を東に曲がる必要があり、曲がって少し降りたところに峠ノ谷四等三角点(527.6m)がありました。地形図では県境と少し外れたところに描かれていますが、尾根の上です。ただし低い松に隠された金属プレートだったので、白い杭がなければ見つけにくかったでしょう。この先は天谷峠に向かって降りましたが、途中で北に展望がありました。間違えやすい支尾根がいくつかありましたが、植林を抜けると県道56号線が眼下に見えました。しっかり作られた法面で、まっすぐには降りられず、北の小さな谷に降りて、さらにその先でフェンスが切れたところまで来てやっと県道に降りられました。県道の東側少し上に側道があります。峠のお地蔵様はありませんが、「従是東丹波国福知山領」と掘られた石がありました。道路の最高点は峠よりも少し南にあります。あとは県道56号線を歩いて戻りましたが、みなさん飛ばしますねぇ。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「直見」です。



2025年11月1日土曜日

引原ダムから登る山品山

 


何度も登っている山品山ですが、今回は引原ダムから登ってみました。グーグルの地図を見ると、引原ダムの北東に「引原ダム展望公園」があります。ここを起点にしようと思って、引原ダムから東に歩くと、「すすむ世の ためとてあはれ ささなみの そこに消えぬる 引原の里」と書かれた引原ダム記念碑があります。これの道の反対側に急階段がありました。入口にはトラロープが掛かっていましたが、これを登らないと山品山に行けないので、とりあえず登ってみました。ベンチのある展望スペースがあり、音水湖が木々の間に見えました。登り始める前に少し少し公園を歩いてみましたが、ダム建設時の遺構が残っており、興味深いものでした。


展望公園の東側には削られた尾根があり、これを登りました。急斜面ですが太いロープがあって、登山道のようでした。ロープを使って登ると上には岩がありましたが、ここにもトラロープがあり、問題なく越えられました。岩の先の538m地点は歩きやすい尾根で、しばらくは南側にコンクリートの大きなブロックがいくつかあり(写真)、ダム建設時にはこの付近まで利用していたようです。尾根はしばらくは植林で、急斜面でも問題なく登れました。標高750mまで登ると平坦な自然林になり、アップダウンするようになりました。770m+ピークを越えて曲がりながら尾根を歩いていくとまた植林になりました。アセビが生えている所もありましたが邪魔というほどではなく、ほぼ植林が続き、最後は植林の急斜面を登って自然林になったと思ったら山品山の山頂でした。静かな切り開きに山品三等三角点(945.76m)があります。今年は例年よりも栗やどんぐりがたくさん落ちており、樹の実は豊作のようです。兵庫県ではあまり熊のニュースを聞かないのはそのせいでしょうか。


下山は南に尾根を歩きました。広くて気持ちの良い自然林の尾根です。まだ少し早いとはいえ、紅葉が見られました。ほぼ平坦で、940m+ピークから930mピークまで歩きました。ここから北西や南東の尾根で下山できそうでしたが、940m+に戻って、ここから東の尾根で下山を始めました。歩きやすい尾根が続き、817m地点を過ぎて、間違えないように尾根を辿って降りていき、標高720m付近まで来ると少し灌木が増えて、そのせいもあって少し西寄りに降りてしまい、斜面を横切って正しい尾根に戻りました。さらに標高620m付近では正しい方向に倒木があって下の尾根が見えず、少し迷いました。倒木を避けて降りると次は岩があって巻きながら降りました。地形図で見るよりは急斜面という印象でした。この後もまっすぐに尾根を降りました。最後は崩落防止の金属網があって邪魔でしたが、問題なく道路に降りられました。引原ダムまでの帰りは引原川沿いの道で下流公園へ行こうと思ったのですが、この道路は拡幅工事の真っ最中だったので、国道29号線で戻りました。


展望 ★★☆

藪山度 ★★☆

地形図は「音水湖」です。