これまで生野の達磨ヶ峰から段ヶ峰の間の尾根には何度か非登山道で登っていますが、今回は一番東の達磨ヶ峰を目指しました。達磨ヶ峰へはジグザグに登る登山道がありますから、他のルートを探す必要もないのですが、ゴルフ場の北の尾根はもっと登りやすそうに見えたので、行ってみました。別荘地を少し西に行ってから斜面を斜めに登る道を歩きました。登った先はちょうど整地が行われたところのようで、作業をしていないユンボが2台ありました。付近は葉の落ちたきれいな林で、勾配も緩やかでした。落ち葉を踏んで登りましたが、じつに快適でした。少し登るとアセビが生えていますが、邪魔というほどではありません。そのうちに少し岩があり、勾配も急になりましたが、踏み跡もあって問題なく登れました。30分ほどで尾根まで上がれました。
登山道を東に少し歩いて、達磨ヶ峰に行きました。ススキが生えているだけで殺風景でしたが、勝負沢三等三角点(912.69m)があります。北の栃原川沿いには菖蒲沢という地名があります。ここからは尾根を西に縦走しました。ススキが生えている所が多く、木は少なめですが、たまに林がありますし植林もあります。しかしこの尾根を歩く時は、なぜかいつも霧が出ていて、今回も霧雨でびしょびしょになりました。またこの縦走路は滑りやすい場所が多く、登山道にも水たまりがたくさんありました。そのため登山道を歩くよりも脇の草地を歩くほうが楽なことが多く、じっさいに草地に道が作られつつある場所も多いようでした。土は黒く、水はけが悪いのかも知れません。霧で幻想的な風景でしたが、気温は5度程度で、北風が尾根を越えて渡ってくるところでは凍えそうになりました。915mピークを過ぎ、植林を抜けてから少し下り、最低コルから再び登りはじめ、ガレ沢のような道を登って荒涼とした風景に出ると、大岩があって金属プレートの倉谷四等三角点(1071.63m)がありました。
少し西に歩くとフトウガ峰の山頂(1082m)で、さらに歩くと杉谷登山道への分岐がありました。2022/11/22にはここから南に尾根を歩いて下山していますが、この登山道はジグザグに岩の上を歩くので雨の後の霧雨の中では危険そうでした。そこで寒さにもめげずに更に西に歩きました。アシビが生えている程度で「嵐が丘」という感じの尾根を歩きました(写真)。道はますますぬかるんで、ほとんどは脇を歩きました。そして登山道から少し外れている段ケ峰二等三角点(1103.43m)に着きました。南に歩いて宍粟50名山段ケ峰に着きました。
下山は2022/09/28と同じく千町峠まで行かずにショートカットの尾根を降りました。最初はアセビが多く、藪ではないのですが通り抜けると服が濡れました。アセビを避けると尾根の端を歩くことになりますが、尾根の位置を把握していれば間違った方向に行くことはありません。アセビが減ると急斜面になり、さらに降りるときれいな林になりました。林道には高い法面はなく、そのまま歩いて降りられました。あとは林道を1時間以上歩いて戻りました。山の斜面には岩塊流がところどころにあり、谷には雪解け水が勢いよく流れていました。杉谷登山道の入口に来て登山図を見ると、最初に登った尾根に道が描いてありました。はっきりした道はなかったのですが、実は非登山道ではなかったのかも知れません。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「神子畑」です。