2026年4月8日水曜日

養父市建屋の水ノ手三角点

 

建屋の東の谷に楯縫神社があります。大きな常夜灯がある立派な神社です。この神社から北に向かう谷の西側の山並みを歩きました。まず神社の前の尾根先の急斜面を登りました。後で見ると、少し北に行ったところの尾根の方が登りやすそうでしたが、こちらの尾根も最初が急なだけで、すぐに尾根に上がれました。とは言ってもそこからも登りが続きます。下草がなく邪魔な枝もないので、楽に登れました。ちょっと伐採してある351mピークに着き、北に向かいました。水ノ手四等三角点(430.49m)は伐採された山頂にあり、西に展望があって須留ヶ峰方面が見えました(写真)。


とりあえず目的の三角点をクリアしたので、あとはゆっくりと北に尾根を歩きました。たまに植林がありますが、だいたいは自然林です。踏み跡があるような気もしますが、なくて困ることはありません。細い尾根ですが歩くのに不便なことはありません。480mのピークのある尾根には少し急な斜面を登ります。地形図にはここに破線道がありますが、この付近にはネットが張られ、破線道のような道が西の谷に降りていっていました。尾根に上がって少し東に歩くと岩場があり、その東の480mピークはどこだかわかりません。その東の尾根は2015/06/06に建屋山からの下山で歩きましたが、まったく記憶がなく、下山に使った北への分岐も気が付きませんでした。その時は藪と戦ったようですが、今回は藪は気になりません。しばらくは道がありました。地形図ではその破線道は東に長い登りになってから北に降りていっていますが、この道も見つかりません。


そろそろ下山をどうするか考えながら、登っていきました。標高650m+のピークまで登って南に降りようと思っていたのですが、標高600m-付近で尾根に切通しがあり、道が尾根を横切っていたので、これで下山することにしました。この道は最初は谷の西側をジグザグに降りていきます。そして谷のちょっと開けた所で終わっており、この先は下山道が見つからないので、谷を降りることにしました。広めの谷で倒木で埋まっているようなことはありません。すぐに岩塊流の跡のようになりましたが、岩の上を歩いて降りられました。その下はちょっと平らで、手作りの堰堤か炭焼き窯の跡かもしれません。この先は両側斜面が迫った狭い谷なのですが、水がないので降りられました。その下で少し水が流れていましたが、すぐに谷を林道が横切っていました。比較的新しい林道で、地形図の川に降りられました。降りた地点では林道が東にも延びていましたが、川の南にある実線道(建屋奥山線)との間に橋はありません。平坦なので大型自動車なら川を走って渡れるのかも知れませんが、徒歩だと水量が多い時には靴が濡れそうでした。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「但馬竹田」です。



2026年3月30日月曜日

旧登山道で登る一宮の花咲山

 


一宮町の花咲山には2009/08/08に登っていますが、その時には安積の三軒屋から新しく作られた登山道を登りました。これが一般的な登山道なのですが、地形図にはこれとは別の破線道が尾根筋に描かれています。これは古い登山道なのだろうと考えて、これを登ってみることにしました。登山道の入口は以前はセンター一宮の西側だったのですが、いまはここは「生涯学習の館」となっています。いずれにしても同じ場所に登山口はあって、最初少し新しい登山道を登りましたが、そのまま東側の谷筋を登っていくので、谷を渡って破線道通りに北の尾根を登り始めました。「東市場生産森林組合所有地」の白い杭がところどころにありました。最初は植林ですが、標高250m付近からは自然林になりました。かなりの急勾配で、ジグザグに登っていくと、標高350m付近から岩場になりました。大岩はなく、岩の上を登って行けるようなものですが、単調な尾根登りに少し変化がついた感じでした。標高420m付近で岩場が終わると植林になりました。作業道もあって登りやすくなり、勾配も徐々に緩やかになり、主尾根に着きました。NHKの一宮安積デジタルテレビ中継放送所がありました。大きな木が一本あって、アンテナと一緒に面白い構図になりました(写真)。ここには共同アンテナの跡や正体不明のアンテナもあり、整備された道を登っていくと、西はりま消防組合の安積基地局があります。ここで道は上中下に分かれますが、上向きが花咲山です。登るとNHKの一宮安積FM中継放送所で、さらに尾根を歩くと宍粟50名山花咲山の山頂に着きました。下野田三等三角点(637.6m)があり、その向こうに兵庫県嵯峨山中継所がありました。


山頂からは林道を降りました。この付近の林道は法面が高いのでショートカットは危険です。「第六回初日の出登山」の記念碑がある2つ目のヘアピンターンから尾根を歩きました。前回は嵯峨山の方に降りたのですが、安積橋までの県道6号線を歩くのは危険だったので、今回は少し尾根を登り降りしたあとで東に斜面を降りました。ここは広い尾根で方向がわかりにくいと思ったのですが、意外と狭い尾根でしばらくは方向ははっきりしており、勾配も緩やかでした。しかし標高400mを切る付近からは、藪はありませんが方向がよくわからなくなりました。北の谷の実線道に降りようと思って、北向きに降りていき、ガレ谷のような所の端を降りて植林に出ました。そのまま植林の作業道で谷を横切ると尾根の向こうに道路があり、フェンスに扉を探して道路に降りました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「安積」です。



2026年3月28日土曜日

南から登る笛石山

 


千種の笛石山は2011/08/22に後山登山の途中で登りました。なんとなく通過点という印象の山ですが、千種の町から眺めると立派な山で、登りたくなります。登山道は北の板馬見渓谷の方からですが、南から登ってみました。地形図では笛石山の南に林道があります。行ってみると別荘地帯を抜けて扉を通ると、しっかり作られた林道が続きます。周囲には植林だけでなくミツマタが咲いており、ちょうど良い季節でした。林道の中までミツマタが生えているところもありますが、林道は地形図通りに続いていき、谷で終わっていました。普通なら少し戻って林道が尾根の上でターンしているところから尾根を登るのでしょうが、踏み跡らしいものが植林にあったので、これで尾根に上がろうとしました。しかし踏み跡は谷を登って行き、途中から植林を登りましたが非常に急斜面で作業道もなかなか見つからず、ジグザグに登りました。最後は作業道を見つけて水平に歩いて尾根の上に出ました。ここからは真っ直ぐに標高差200mほどですが、尾根には踏み跡がありました。途中で踏み跡が東に水平に行っていたので、それを歩いていくと東の谷の岩の下に出ました。しかし折り返して登る道があり、元の尾根に戻ってきました。しかしなかなかの急斜面で、最後も作業道があったのでそれを歩くと少し西寄りの鞍部に出てきました。東に尾根を歩いて、宍粟50名山笛石山の山頂に着きました。笛石三等三角点(894.46m)があります。山頂は自然林で展望はありません。


無事に登れたのは良かったのですが、問題は下山です。地形図ではどちらを向いても急斜面です。とりあえず分かりやすそうな東向きの尾根を降りることにしました。山頂から少し東に行くと伐採地になり展望が広がりました。最初は登山道で「松ノ木登山口」の道しるべがあり、その下には大きな岩がありました。これが前回も見た猫石でしょう(写真)。この尾根は広く、方向が定まらないのですが、要するに松が生えているところが尾根の中心だとわかりました。松の中は歩けないので、松に沿って滑りやすい急斜面を降りていきました。地形図通りに標高600m付近が一番急な斜面で、ここを過ぎると植林になりました。それにしても標高差500m以上を真っ直ぐに降りなければなりません。植林を抜けると右手に小さな溜池があり、近くでフェンスに扉を見つけて抜けてススキの間を降りて行くと墓所に出ました。1時間ほどの下山でした。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「千草」「西河内」です。



2026年3月26日木曜日

非登山道で登る達磨ヶ峰

 

これまで生野の達磨ヶ峰から段ヶ峰の間の尾根には何度か非登山道で登っていますが、今回は一番東の達磨ヶ峰を目指しました。達磨ヶ峰へはジグザグに登る登山道がありますから、他のルートを探す必要もないのですが、ゴルフ場の北の尾根はもっと登りやすそうに見えたので、行ってみました。別荘地を少し西に行ってから斜面を斜めに登る道を歩きました。登った先はちょうど整地が行われたところのようで、作業をしていないユンボが2台ありました。付近は葉の落ちたきれいな林で、勾配も緩やかでした。落ち葉を踏んで登りましたが、じつに快適でした。少し登るとアセビが生えていますが、邪魔というほどではありません。そのうちに少し岩があり、勾配も急になりましたが、踏み跡もあって問題なく登れました。30分ほどで尾根まで上がれました。


登山道を東に少し歩いて、達磨ヶ峰に行きました。ススキが生えているだけで殺風景でしたが、勝負沢三等三角点(912.69m)があります。北の栃原川沿いには菖蒲沢という地名があります。ここからは尾根を西に縦走しました。ススキが生えている所が多く、木は少なめですが、たまに林がありますし植林もあります。しかしこの尾根を歩く時は、なぜかいつも霧が出ていて、今回も霧雨でびしょびしょになりました。またこの縦走路は滑りやすい場所が多く、登山道にも水たまりがたくさんありました。そのため登山道を歩くよりも脇の草地を歩くほうが楽なことが多く、じっさいに草地に道が作られつつある場所も多いようでした。土は黒く、水はけが悪いのかも知れません。霧で幻想的な風景でしたが、気温は5度程度で、北風が尾根を越えて渡ってくるところでは凍えそうになりました。915mピークを過ぎ、植林を抜けてから少し下り、最低コルから再び登りはじめ、ガレ沢のような道を登って荒涼とした風景に出ると、大岩があって金属プレートの倉谷四等三角点(1071.63m)がありました。


少し西に歩くとフトウガ峰の山頂(1082m)で、さらに歩くと杉谷登山道への分岐がありました。2022/11/22にはここから南に尾根を歩いて下山していますが、この登山道はジグザグに岩の上を歩くので雨の後の霧雨の中では危険そうでした。そこで寒さにもめげずに更に西に歩きました。アシビが生えている程度で「嵐が丘」という感じの尾根を歩きました(写真)。道はますますぬかるんで、ほとんどは脇を歩きました。そして登山道から少し外れている段ケ峰二等三角点(1103.43m)に着きました。南に歩いて宍粟50名山段ケ峰に着きました。


下山は2022/09/28と同じく千町峠まで行かずにショートカットの尾根を降りました。最初はアセビが多く、藪ではないのですが通り抜けると服が濡れました。アセビを避けると尾根の端を歩くことになりますが、尾根の位置を把握していれば間違った方向に行くことはありません。アセビが減ると急斜面になり、さらに降りるときれいな林になりました。林道には高い法面はなく、そのまま歩いて降りられました。あとは林道を1時間以上歩いて戻りました。山の斜面には岩塊流がところどころにあり、谷には雪解け水が勢いよく流れていました。杉谷登山道の入口に来て登山図を見ると、最初に登った尾根に道が描いてありました。はっきりした道はなかったのですが、実は非登山道ではなかったのかも知れません。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「神子畑」です。



2026年3月23日月曜日

福知の高取城址

 


福知川と草木川の間の山並みは、2011/05/07に歩いています。特に楽しめる尾根ではなかったようですが、途中に高取城という城趾があるのに気づきました([1])。そこで逆コースで行ってみることにしました。出発点は県道6号線で、少し草木川沿いに入ってから害獣避けの扉を開けて林道に入りました。前回に下山であまり苦労した様子がないので、林道から草地に入って植林を目指しましたが、意外と急斜面でした。植林に入ってからも急斜面で、ジグザグに登りました。前回に降りたのはもう一つ南の尾根だったようで、確認を怠りました。少し登れば楽になってきましたが、標高差300m以上を一直線で登るので、それなりに疲れました。それでも1時間もかからずに標高600mに到達しました。途中の標高450m付近には共同アンテナの残骸のようなものがありました。600m+まで上がれば西に少し歩いて高取四等三角点(609.87m)です。


600m+地点から東に降りて尾根を縦走しました。580m+付近は気持ちの良い林ですが、だんだんに岩が増えて藪っぽくもなりました。それを抜けて、608mピークに着きました。ここが高取城跡のようです。南に福知川をはさんで棚田が見えたり、揖保川沿いが見えるのは前と変わりません。前は城趾とは気づかずに通り過ぎたのですが、特にプレートもないので、いまでも普通に歩けば城趾とは気づかないでしょう。尾根の中央に岩が一列に並んでいますが、山城としてはあまり使い道がなさそうです(写真)。人工物としては、パイプが3本藪の中に倒れていました。


608mピークから東に行くとちょっと平坦地があって、ちょっと城趾の雰囲気があります。その先には岩があって巻いて降りましたが、大きな岩が尾根上にあるだけで人工物とは思えませんでした。この先は少しアップダウンがありますが、楽に歩けました。前回この付近に道があったようなので探していると、582mの東側の鞍部に北に降りる道がありました。今回の目的は高取城址だったので、ここから下山しようと思って尾根を外れてその道に進みました。この道は尾根近くでは幅が広くて林道だと思ったのですが、すぐに狭くなって杣道という雰囲気になりました。しかも降りては行かず、水平に東に延びていました。結局この道はその次の北に延びる尾根に達していました。ということで、この尾根を降りることにしました。最初は道があって楽に降りられたのですが、標高450m付近で大岩の上に出てしまいました。西側の植林に道があると信じて降りると、大岩の下に回り込めて、また続けて尾根を下りました。しかしまたすぐに大岩があって、ここからは植林を降りました。さいわいに作業道があり、最後はよくわからなくなりましたが、無事に谷に降りました。この谷にはジャケツイバラの多い林道があり、これで草木川沿いの道まで降りられました。草木川沿いに、いまは閉鎖されているらしい横住川キャンプ場を通り過ぎ、南斜面の石積みの上の大きな炭焼き窯を見て戻りました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「神子畑」「安積」「長谷」「音水湖」です。