2014/07/20に北の若杉の方向から970mピーク経由でダイレクトに藤無山に登りましたが、今回は県道48号線から登ってみました。若杉峠は標高750m近いのですが、その東の若杉は標高400mもありません。県道48号線は若杉峠から急勾配で降りて行きますが、奥若杉の付近では若杉の集落のはるか上を走っており、しかも斜面を削ったのではなく若杉大橋という橋になっています。その橋の西側の谷の付近の斜面は大きく削られており、ジグザグに登る道が作られています。下の集落からこの地点に登る階段もあり、この上に何かがあると予想できます。そこで階段を登ってみると、道は法面の上で終わってしまいますが、杣道があります。それを登ると、段々畑のような耕作地に出ました(航空写真でよく見えます)。いまは草原ですが、昔は下の集落から標高差100m以上を登ってここに畑仕事に来ていたのでしょう。
耕作地から「若杉高原おおやスキー場」を目指しました。地形図ではわかりませんが、先ほどの耕作地の東側は細い尾根になっています。これを登り続けると、530m+ピークに着きました。間違えてそのまま南の藪に降りそうになりましたが、戻って南東の植林の細尾根に降りると作業道が横切っていました。耕作地から来ているのでしょう。この先は植林から自然林に変わり、急斜面になりました。692mピークに着いた時は疲れ切っていました。ここから西の尾根は割と楽で、最後の斜面を登ると800m+ピークでスキー場の最高点に着きました。ここからはスキー場の縁の尾根を歩こうとしましたが藪がひどく、少しスキー場に越境して歩きました。スキー場の真ん中で鹿がこちらを見ていました。リフトを過ぎ、「おやこみち」の方に向かい、次のリフトに近づくと、周囲やゲレンデにジギタリスがたくさん生えていました。リフトの先では林道がターンしており、ここから養父市と宍粟市の境の稜線まで林道を歩きました。斜面を強引に削って作った道で、崩落箇所があって車は通れません。この道沿いにもジギタリスがたくさん生えていました(写真)。
養父市と宍粟市の境の稜線は、中央分水嶺でもあります。林道はここで西の尾根に曲がり、南には登山道があります。藤無山へは、まずここから標高差70mを急勾配の植林で登る必要があります。さいわい道が作られており、階段もあります。登りきって982mピークまで来て、残りの標高差150m程度は距離が長い分だけ楽に歩けました。そして三本杉二等三角点(1139.36m)のある藤無山の頂上に着きました。北向きに展望があります。
下山は山頂から東に歩きましたが、かなりの急斜面でロープの張ってあるところもありました。徐々に岩が増えてきて、1010m+付近は岩の上から南に展望がありました。ここでもジギタリスが咲いていました。ここで南に下山できるようです。さらに東に荒れ気味の稜線を歩くと、そのうちに幅の広い道?が現れ、植林の尾根をジグザグに曲がってから、940m+ピークから北の尾根で下山しました。障害物は無い尾根で、地形図の林道まで標高差350mを降りるのかと思っていると、標高790m付近で林道が尾根を横切っていました。林道は遠回りになるので使わずに尾根を降りたのですが、この下でも標高750mと650m付近で林道が横切っており、そのたびに法面を降りるのに苦労しました。最後は地形図の林道では法面が高そうだったので手前で西寄りの谷にトラバースして林道に降りました。これは正解だったようです。あとは林道を降りましたが、ここでもジギタリスの群生が見られました。毒があるので鹿が食べないので増えるのでしょうか?この林道は犬小路支線というらしく、さらに下っていくと若杉取水池、若杉浄水場があり、若杉の集落の水源となっているようです。浄水場の前に古い墓石が一つだけありました。この先の林道は谷の上を通りますが、落石もあるので車の通行は注意が必要です。
展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「戸倉峠」です。

