2025年12月7日日曜日

オートキャンプ場から奥海越経由で日名倉山

 


日名倉山には何度か登っていますが、2019/09/25には”おねみ滝谷オートキャンプ村”から登っています。このときはキャンプ場からいきなり北に登り始めたのですが、今回は滝谷川沿いの林道で奥海越まで行き、そこから日名倉山に登ることにしました。おねみ滝谷オートキャンプ村は今年3月末で閉まったようなのですが、いずれにしてもこの季節には人はいません。キャンプ場は谷の入口だけで終わり、少し谷を歩いた先にあるのは奥海水源地という水道施設です。林道は滝谷川を渡り、登っていくと滝谷堰堤があります。通常砂防工事となっていますが、落差の大きい堰堤で、しっかりと水が蓄えられていました。この先も未舗装ですが整備された林道が続きます。南にも北にも、ときどき斜面を斜めに上がっていく林道がありました。滝谷川を渡って南側を進みましたが、その先にもうひとつ橋がありました。ここは送電線が滝谷川を横断する地点で、赤い「火の用心」が川の両側にあります。橋があるので渡って歩くと、ミツマタの藪になってしまいました。これは北に向かう谷だと気付いて、戻って橋を渡らずにさらに滝谷川を遡りました。川の北に渡り、また南に戻って少しターンして進むと道が二手に分かれており、南に行く道は797mピークの方に行くのだろうと思って北側の谷沿いの道を進むと、道がなくなりました。おそらく土砂崩れで埋まったのだと思いますが、踏み跡があるので斜面を登っていくと、その踏み跡も怪しくなり、倒木に掴まって斜面をよじ登ると、上に林道がありました。未確認ですが、分岐で南側に行くべきだったのだと思います。見た感じでは、この付近の林道は谷沿いの旧道(地形図の破線道)が荒れたために、比較的最近に作られたようでした。奥海越へ向かって登っていくと、いくつか北方向に分岐がありますが、まっすぐに歩いて行くと終点に着いてしまいました。少し戻って周囲を見渡すと道標が見えたので植林を抜けて行くと、そこが奥海越の日名倉山登山口でした。林道は繋がっているのかいないのか、よくわかりません。


奥海越から日名倉山までは整備された登山道で、最初と最後がやや急ですが、道があるので木に掴まる必要はありません。自然林は葉が落ちていましたが、きれいでした。ちょっとアセビの藪もありますが、柿の木があって実がたくさん付いていました。この付近の熊は食べ物に困っていないのでしょう。今年は兵庫県はどんぐりが豊作だそうです。実のついた柿の木もありました。日名倉山の山頂には祠と宍粟50名山と、雛倉山一等三角点(1047.09m)があります。北方面の展望は素晴らしく、後山から駒ノ尾山がきれいです。三室山も見えます。山頂近くに南側の展望の案内図があって「瀬戸内海を見渡せるほどの展望」とありますが、植林が伸びすぎて見えません。


下山は南斜面を降りることにしました。この付近は航空写真で見ると林道がたくさんあります。植林なら降りられると判断して、まずベルピール公園に向かって降りました。公園の鐘楼が見えてきたあたりで広い伐採地の上を南に横切りました(写真)。地形図にある破線道です。伐採地の端まで来ると道は終わりですが、すぐ先に林道がありました。東へ向かう林道です。そういえば奥海越から登って来る途中、山頂手前で南から林道が折り返していたので、これに繋がっているのかも知れません。しかし林道を頼りにしていると大回りになるので、少し歩いてから植林の斜面を降りました。この付近から標高差200mほどは尾根っぽいところを辿って植林を降りましたが、何回も林道に出会いました。都合良く林道が折り返しながら目指す方向に降りていく所もありましたが、基本的に林道には頼らずに降りました。標高750m付近の西の谷はネットで囲まれた伐採地でした。何度も林道を横切って降りていくと730m+ピークに出ました。ここにも林道がありましたが、植林を西に歩くと、ピークの南側を回って来た林道に出会いました。この林道は谷の西斜面を南に延びていたので、好都合と思って歩きましたが、すぐに終わってしまいました。ただ、仙道がその先にあったので歩いていくと、うまい具合に尾根に出てきました。この尾根は途中から自然林になって枝や倒木が邪魔でしたが、歩けないほどではなく、山崎智頭線四五鉄塔に着きました。この先は巡視路で降りられるかと思ったのですが、赤い「火の用心」の先は道がよくわからず、結局植林を降りました。急斜面になると、非常に急な林道に出ました。これを降りていくと最後はミツマタの藪になりましたが、それを避けて滝谷川沿いの林道に降りられました。林道から見上げるとミツマタの藪で、林道があるようには見えません。この付近には他にも林道の入口があり、ここへ出てくることも可能だったかもしれません。オートキャンプ場の入口には石の道標があって、滝谷川の方向は「ちくさ」になっているように読めました。奥海越は古い山越えの道だったのでしょう。


展望 ★★☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「千草」です。



2025年11月30日日曜日

音水渓谷から登る山品山

 


今月3回目の山品山ですが、今回は音水渓谷から登りました。前回2025/11/16に下山の時に遊歩道を見つけたので、それを利用してみようという計画です。音水から音水渓谷を遡っていき、途中で下山のときに降りてこられそうな場所を確認しました。そのまま歩き続け、道が音水川を渡るところにある東屋で休んでから、「音水103林班管理歩道」に入りました。これは林道ではなく歩道で、朽ちた木製の階段があります。ジグザグに斜面を登ると水平になって北に向かいました。整備された道で、倒木がありますが流された部分はありません。多少のアップダウンはありますが音水川に降りることはなく、500mほど歩くとフェンスに突き当たりました。この付近は地形図で見ても音水川の東側に平らな場所が広がっています。それなのに道路(音水林道)は西側の斜面を削って作られているのが不思議です。フェンスは平らな場所を囲んで作られているように見えますが、何を保護しているのかわかりませんでした。道が突き当たった所にはちゃんとした扉は無いのですが、フェンスはあちこち倒れているので問題ありません。


フェンスの中の木に山品山への道しるべがありました。矢印は当然山の方を向いていますが、道があるようには思えません。この場所は広い谷なので、それを登っていくことにしました。最初はあまり急斜面ではなく楽に登れたのですが、だんだんと急になってきました。足元は落ち葉と、その下の石ですが、土は崩れやすく、登りにくくなりました。木が生えておらず掴まるものがありません。倒木でも草でも、とにかく掴まれるものに掴まって、四つん這いになって登りました。左右に尾根がありますが、そちらに登って行く斜面も木がないので、しかたなく谷の中央を登りました。30分近く悪戦苦闘して、ようやく尾根に上がれました。地形図を見ると、もう少し北に行くと勾配が少し緩かったかも知れませんが、木の無い斜面を登るのは大変です。


この尾根は何度か歩いており、歩きやすく気持ちの良い尾根です。南に歩いて行って、山品三等三角点(945.76m)のある山品山の山頂に着きました。ここ2週間の間に新しい山名板が立てられていました(写真)。山頂から南に気持ちの良い尾根を歩き、930mピークまで行って西に降りました。こちらも藪はなく落ち葉の歩きやすい尾根ですが、徐々に急になっていきます。尾根上に岩があって、どちらかに避けて降りなければならない場所がありましたが、植林で落ち葉が少ないこともあり、なんとか降りられました。最後に道に降りる部分では、最初に確認していた降りられそうな場所を探しました。道の脇に落ちている「通話可能ポイント表示」(通話不可能なのですが)が目印となり、確認していた通りに降りられました。良い目印でした。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「音水湖」です。



2025年11月23日日曜日

県道8号線から登る飯森山

 


多可アルプスの飯森山は、最近では2024/12/07に東の多田から、2025/07/21に西の大畑から登りました。今回は2025/08/31に見かけた林道で南から登ってみました。まず県道8号線の新松か井の水公園の下の旧道から登り始め、「角シガ谷」から関係者以外立入禁止の林道に入りました。舗装された林道でススキやイバラが邪魔ですが問題なく歩けました。そのまま谷を上がって行くとどうなるか興味がありましたが、今回は途中で谷を東に渡って南に林道を歩きました。少しずつ下って行きます。地形図では途中から破線道があって尾根に上がれることになっていますが、この道は探しても見つかりません。しかしその先にまっすぐ南に行く林道の他に、東に登っていく林道がありました。ここにあった「災害に強い森づくり」の説明板の地図では、この林道は山の南側を進んで、2016/04/16に荒田神社から登ってきた尾根(424mピークと宮前奥山を繋ぐ尾根)には達しないで、分岐したまっすぐに南に行く林道と合流し、広域基幹林道三国・千ヶ峰線に繋がっているようでした。とりあえずはこの林道で登りましたが、2ターン曲がったところで鹿と出会い、鹿が尾根の方に逃げていったので、ここから尾根に上がりました。尾根は自然林ですが藪というほどではなく、踏み跡もありました。ネットもありますが邪魔ではありません。急斜面もありますが踏み跡に助けられました。最後は岩場があり、その上は藪で、その中に金属プレートの宮前奥山四等三角点(682.58m)がありました。


宮前奥山三角点の北東側は広く伐採されています。この付近は何度か通っており、ここから飯森山までは2016/04/16同じルート(そのころは伐採されていなかった)、2024/12/07の逆ルートです。ネット沿いに北に降りると林道に出て、そこからも標高差300mをネット沿いに登りました。岩が多いせいか意外と登りやすく、非常に急な場所ではネットに掴まりました。東側には広い伐採地が広がっており、植えられた木も少し育ってきたようでした。遠く杉原川沿いが望めます。最後はネットから離れ、少し岩のあるところを歩いて、飯森山の山頂に着きました。福畑山三等三角点(900.59m)があります。


飯森山からは2016/04/16と同様に多可の天空を歩きました。自然林は既に落葉していました。尾根上は植林が多く、900m+の飯森山南から南に折れてしばらく歩くと東側に展望のある場所がありました。他の場所では展望はほとんどありません。全体としては下りですが、たまに短い急斜面を登ったこともありました。奥山四等三角点(731.38m)では、うっかり西に行きそうになりましたが、全体にマーキングがしっかりした整備された道なので迷うこともなく気持ち良く歩けました。高坂トンネルの上を歩き、ちょっと登ってから少し東寄りになり、593mを過ぎて広い植林を歩き、藪になったと思ったら生野支線一五鉄塔がありました。この付近からは少し藪っぽくなりましたが、最後は植林を降りて高坂峠に出ました。ここまで多可の天空を1時間半ほど歩きましたが、快晴の連休中にもかかわらず誰にも会いませんでした。もったいないことです。


高坂峠からは旧道で降りました。途中の松か井の水の紅葉は終わっていました。ここにも誰もいません。舗装された旧道を歩いて県道8号線に戻りました。


展望 ★★☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「生野」です。



2025年11月18日火曜日

学習歩道で黒岩滝へ

 


峰山高原の下に位置する黒岩滝への道しるべが県道8号線にあります。ここから登っていこうと思って、道しるべから整備された未舗装林道を走っていくと、橋があって「この橋は自動車の重さには耐えません」と書いてありました。橋を渡ったところに広いスペースがあるのですが、橋の手前に車をとめました。すぐに道しるべがあって、「太田ダム」「峰山高原・黒岩の滝」に道が分かれます。黒岩の滝の方へ植林を歩くと、良い道があって、そのまま歩いていると谷に寄って行き、堰堤に出てきました。これは地形図の破線道とは違うので、破線道の方向に植林を登っていくと道があり、「学習歩道」「峰山高原へ」と道しるべがありました。これが目指す破線道だと思って歩きました。この道は荒れているとネットには書いてありましたが、荒れているとしても私の予想とはだいぶ違っていました。藪があるわけではなく、だいたいはわかりやすく、しっかり作られた道でした。石積で補強されているところあって、かつては重要な道だったと思われます。植林を抜けると土石流の跡のような場所もありましたが、大きな問題はありません。一箇所だけ道が流されていて倒木を避けながら急斜面をトラバースしました。途中にも「学習歩道」の道しるべがありました。


黒岩滝が近づくと谷が近づいてきて、低い滝もありました(写真)。その先でも大きな岩があって、左に谷に降りるか真っ直ぐ登り気味に行くか悩みましたが、まっすぐに歩きました。すると道は徐々に消えていき、急斜面をトラバースする必要がでてきました。下るのは危ないので足がかりを見つけて植林に登っていきました。苦労して先に進むと道しるべがあり「黒岩の滝」「林道」となっていました。登山道に出たと思って黒岩滝の方へ歩くと、ここで渓流を渡る必要がありました。大きな岩があってその上を歩けば渡れそうでしたが、水量が多く岩の間はどこも水が流れていました。岩の上も濡れており、落ち葉もあって安全に歩けるものではありません。向こうを見ると道が続いているらしいのが見て取れましたが、そこまで安全に行くルートが見つけられず、雨も降ってきたのでここで引き返すことにしました。


ここの道しるべの「林道」は植林の斜面の上を向いていたのですが、急斜面の植林には道はありません。しかし谷沿いの水平な道があり、ここまで登山道を見失っていたことに気が付きました。この道を戻ると、来る時に谷に降りるかどうか悩んだ大きな岩に出てきました。正解は左でも真っ直ぐでもなく、右だったのです。ここからは来た道を引き返しただけですが、行きで出会った道の流されているところには出会いませんでした。ここでも道を見失っていたようです。最後は最初に見た「学習歩道」の道しるべに戻ってきて、そのまま歩くと植林で道が不明瞭になりましたが、すぐに溝のような道があり、出発点に戻れました。最初に堰堤の方に行った分岐も確認できましたが、ここは右に行くべきだったのでした。


この登山道は荒れてはいませんが、濡れた岩を渡るのは水量の少ない時期にしたほうが良いと思いました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「長谷」です。



2025年11月16日日曜日

金山神社から登る山品山

 


なんども登っている音水湖西の山品山ですが、今回は南の波賀町音水にある金山神社から登りました。神社の裏手はいきなり植林の急斜面になっています。ここは2025/11/1の下山の時に検討して急斜面過ぎると思って避けたところなのですが、やめておいて正解でした。急斜面ですがジグザグに登る作業道がありました。これを登ると平坦地があってコンクリートの基礎がありました。付近には似たような遺構がありそうでしたが、この基礎だけでは何があったかはわかりません。ここからも急斜面が続き、作業道を探しながら登りましたが、ほぼ何もなく、木や根に掴まって登りました。2025/11/1の下山でも苦労したのは岩場でしたが、この尾根にも岩場がありました。落ち葉の斜面よりは岩の方が足場はしっかりしますが、木が生えていないと掴まるものがありません。両手両足と膝まで使って登りました。ひとしきり岩場を登っても、さらに岩場がありました。地形図で地下を水路が横切っている付近もまだまだ大変でしたが、その後は少し楽になりました。標高650m付近から上は地形図では平坦な尾根ですが、実際にはまずピークがあって、急斜面を降りると細尾根になり、その後にも急な下りがありました。その後で標高710m付近から登りですが、これはここまでの急斜面に比べるとだいぶ楽に感じました。尾根登りは続きますが、徐々に普通の山登りになりました。付近の黄葉もきれいで(写真)、930mピークに着きました。ここからは2025/11/1の逆コースで、山品三等三角点(945.76m)のある山品山の山頂に着きました。


下山はいろいろ検討しましたが、あまり北に行くと音水渓谷に降りた時に道路が音水川の対岸に行ってしまいます。そのため、山品山から少し北に行ったところから比較的ゆるやかな尾根を降りました。この尾根は自然林の斜面でしたが、木があれば掴まった程度で、意外と楽に降りられました。しかも最後は木の階段のある遊歩道に出て、音水林道まで楽に降りられました。降りたところは道路が川を西側に渡るところで、ここの看板によるとこの遊歩道は「音水103林班管理歩道」だそうですが、道の詳細は消えていて読み取れませんでした。ここには東屋がありました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「音水湖」です。