2023年8月13日日曜日

大畑から登る岸の谷三角点

 




一昨日に作畑から登ったばかりの岸の谷三角点ですが、今回はちょっと南の大畑から登りました。大畑から越知川東側の道を北上すると南に登っていく林道があります。よく整備された林道だと思ったら、少し登った谷にはモノラックがあって、何やら作業をしているようでした。この付近から北に植林の急斜面を登りました。頑張って登ると、前の上四等三角点(476.59m)が灌木の下に隠れていました。ここから植林の尾根を登りました。真っ直ぐに植林を登るだけですが、ときどき勾配が急になるので休みながら登りました。藪を避けて登ったところもありました。標高750m付近の急斜面を登ると、南からの尾根に合流しましたが、ここは切り開かれてシダ藪でした。ここを抜けて東に歩くと、きれいな植林になりました(写真)。ときどきシダが生えていますが、問題なく歩けました。標高800mから850m付近は、やや急な斜面で、そのあと藪っぽい急斜面を登って、岸の谷四等三角点(922.19m)に着きました。展望良好でした。


岸の谷三角点からは一昨日と同じように藪を突破して多可の天空まで歩きました。稜線に出ると、今日は南に歩きました。さすがに整備された道です。下山に使おうと思っていたのは、少し南から西に分かれている破線道です。930m+ピークは親切なロープがあって南に降りられて、そのあと東への道の分岐があり、迷うことなく南に歩けました。しかし目指していた破線道への分岐は見当たりません。少し南に行ってから植林の斜面を西に下ると、斜面を横切る踏み跡を見つけました。地形図の破線道とは違う場所なのですが、とりあえず歩くと意外と長く続き、結局尾根で終わっていました。ここからは急斜面の植林を降りて破線道を探しましたが見つかりません。しかし下に林道が見えたので植林を降りました。真っ直ぐに降りると高い法面の上に出そうだったので、少し北に寄って谷を降りました。谷沿いの斜面は急でしたがなんとかトラバースして工事中の林道に降りました。おそらく谷沿いに降りたのは正解です。また、尾根を降り始めたときになんとなく北寄りの尾根を降りたのも正解で、尾根の中心を降りると高い法面の上に出ただろうと思います。この林道は「森林基幹道 千ケ峰・三国岳線」で、ちょうど降りた付近の谷の北を削っているところでした。


下山は林道を歩き、途中からは大畑へ降りる林道に移って降りていきました。南山三角点に寄ろうと思って途中の空き地から西に向かいましたが、三角点への尾根は南側が伐採地でネットがあり、日差しがきつそうでした。幸いに北寄りに林道があったのでこれを歩くと頂上の北西で終わっていました。ちょっと斜面を登って、みつけにくい南山四等三角点(569.26m)に着きました。この後は北寄りに降りたかったのですが、人家に降りてしまいそうだったので南寄りの尾根を降りました。急斜面ですが、植林を降りれば問題はなく、最後は南の舗装林道に出て、越知川に出ました。周囲は別荘地帯です。


下山は無理して破線道を探さずにまっすぐ南に多可の天空を歩けば、千ケ峰・三国岳線が尾根を越している地点に出られて、そこから林道を降りればよかったのでした。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「生野」です。



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