2023年8月26日土曜日

三滝ダムの北の1246mピーク

 


この三滝ダムは、鳥取県智頭町の芦津渓谷にあるダムです。芦津発電所に車をとめて、林道沖ノ山線を歩き始めました。セラピーロードの駐車場を過ぎ、沖ノ山トンネルのところからセラピーロードに入りました。これは昔の森林鉄道の跡のようで、高いところに架けられた鉄の橋がいくつもあって、スリル満点です。よくこんな高さに岩を削って鉄道を作ったものだと思います。三滝ダムまで歩き、ダムを渡って北側の遊歩道を歩き、「ブナ天然林」の案内板の付近から北の尾根を登りました。急斜面を木に掴まって少し登るとすぐに登りやすくなりました。この付近には植林は少なくほとんどが自然林で、藪はありません。下草は笹が少し生えている程度です。ずっと登りですが、標高900mに上がる付近がちょっと急なだけで、ゆったりとした登りです。標高1060m付近には地籍図根三角点がありました。標高が上がるとブナが増えてきて、笹も多くなりました。広々した尾根で木の間隔も広いので開放感いっぱいです。ゆっくりと木を眺めながら登って、三滝ダムで登り始めてから2時間近くで目的の1246mピークに着きました。2018/08/08に通っていますが、その時には気が付かなかったのですが、ここは平らな山頂の北の端に少し岩があって、そこが最高点の1246mピークとなっています。


下山はまず西に降りました。これは2018/08/08の逆コースです。この付近は枯れたネマガリタケの茎が残っていましたが、ブナがきれいです(写真)。途中から2018/08/18に歩いたコースに入り、1074mピークからは2018/08/18と同じ下山コースを歩きました。こちらの尾根は細いので少し藪っぽいところもあります。東側の谷は1074mピークの上から水音がしており、この尾根を歩いているあいだずっと水音が聞こえました。921m地点付近まで来ると藪っぽいのですが、踏み跡もありますし歩く妨げにはなりません。そしてちょっと切り開かれた付近から西に曲がり、少し雰囲気の良くなった尾根を西に歩くと、岸上三等三角点(928.9m)に着きました。2018/08/18にはここから北に降りましたが、今回はさらに西に降りました。南寄りの尾根を西に歩き北に折れると地籍図根三角点がありました。ここからやや急な斜面を少し降りると小屋があり、芦津発電所の水管がありました。管の脇には階段があるので、これを降りました。急な階段ですが手すりもあります。水の管は全く水音はしないのですが冷たく、周囲には水滴がついていました。この管は途中で南向きに曲がり階段もそちらに行っていますが、発電所に降りるわけには行かないのでここから西の植林の尾根を降りました。急斜面ですが踏み跡があって降りやすく、南に向かってからも作業道を辿って降りました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「郷原」です。



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