この三角点は千ヶ峰の南西にあります。越知川上流の作畑から登りました。尾根の先に井根三角点があるので行ってみようと思いましたが、尾根先は畑で山に入りにくそうだったので、千ヶ峰岩風呂コースの林道を少し登って、川を越えた所で植林に入りました。フェンスがありますが扉がありました。べつに植林を登らなくても三角点に行けたのですが、少し登ったほうが歩き易そうだったので、凸凹の植林を登ったり降りたりして行きました。途中に炭焼き窯の跡がありました。鞍部に着くとフェンスがあって扉があり、それを出てから藪の踏み跡を登ると、井根四等三角点(471.63m)がありました。
引き換えして南に尾根を登りました。植林なので楽に登れました。しばらく登ると西側に新しい大きな堰堤が見えました。標高600m付近まで登ると巨大な岩がいくつもありました。巻いて登れますが、なかなか圧巻でした。それを過ぎると植林が続きますが、徐々にアシビが増えてきました。勾配はあまりきつくないので登るのは楽です。そして標高820m付近から尾根の中央に緑の金網が張られていました。古くて邪魔ではないのですが、この付近から尾根上はアシビの藪になり、西側の植林はアシビが生えていないので、植林に少し降りて歩きました。この付近には地籍図根三角点がありました。標高850m付近で金網はなくなりましたが、植林もなくなって藪歩きになりました。標高870m付近にふたたび大岩があり、この先の藪を苦労して登ると、岸の谷四等三角点(922.19m)に着きました。ここは南方面の展望が開けており、瀬戸内海まで見えました(写真)。
岸の谷三角点からは東に藪の斜面を降りますが、鞍部付近は植林です。しかし登りになるとまたアシビが増えて邪魔になりました。前ほどひどい藪ではないので、我慢して歩くと稜線に出ました。多可の天空の一部です。アシビの間の登山道を少し北に歩き、すぐに西寄りの尾根で下山しました。ここも植林ですが最初の標高差50mほどは藪でした。しかしそれを抜けると歩きやすくなりました。ずっと植林が続きます。794m地点付近もきれいな植林でした。尾根の最後では古いネットがあり、杭もあったので尾根の中央ではなく急斜面の東寄りの方向に降りました。最後に林道に出るところには踏み跡があって助かりました。尾根を降り続けるなら、西の谷寄りに降りないと、尾根先は降りられません。あとは林道を歩いて作畑に戻りました。
展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「生野」です。
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