2023年8月19日土曜日

県道8号線から登る三辻山

 


これは2009/10/31の「播磨北線19:姫路市最高峰」とほぼ同じコースです。まず県道8号線の水道施設の前で赤い鉄の橋をわたりました。この付近は染河内川が県道と並行して流れており、川を渡れる場所は限られているため、いつもこの橋を利用しています。橋を渡ったら目の前の植林の山を登りました。急斜面ですが植林なのであまり問題なく登れました。標高700m付近まで来て北向きの尾根に乗るとだいぶ楽になり、774m地点の近くで地形図にある林道に出合いました。ここは法面をよじ登って尾根を登り続けました。次の、標高850m付近の林道は法面をよじ登れず、南に歩いて谷に出てから急斜面を登りました。ここはとても急で、木に掴まって登りました。尾根に戻ると楽な道ですが、アシビがやや邪魔でした。そしてアシビよりも笹が多くなってきました。さほど急な斜面ではないのですが、笹の背丈が徐々に伸びてきます。地形図ではこの付近に破線道がありますが、道はありません。山頂付近にはネットもあり、笹の背も高くなって地面が見えなくなりました。笹薮をかき分けて歩くと、巡視路らしいススキの生えた道がありました。このピークには紅白の播磨北線一九鉄塔があり、展望良好です。977mピーク付近には「姫路市最高地点 山名を黒滝とも呼ぶ 標高977m 2007・6・17 姫路・安富山を歩こう会」という札がありました。


ここから東に三辻山へは関電の巡視路があるので楽に歩けます。稜線沿いで風もあるので暑くても大丈夫でした。2009/10/31に広葉樹が固まって生えていた場所は鞍部ですが、いまは広葉樹はありません。地形図ではここには北西側から破線道がありますが、この破線道は登山中に見たように林道としては存在しません。しかし眼の前にある播磨北線二十鉄塔のある山の北側に林道があり、それが南側に回って地形図通りに東に行っていました。ここは楽をしようと思って、その南側の林道を歩くと、東に行ったところで南に降りていく林道と分岐し、それを北寄りに歩くと鞍部で林道は終わっていました。ここは地形図では破線道が鞍部を越えて北に行っている所ですが、林道がないのでまた巡視路に戻って東に登っていき、三辻山の山頂に着きました。小原四等三角点(961.35m)があります。二十鉄塔もそうでしたが、この鉄塔も稜線から南に降りたところに建てられています。展望は良好で、北には暁晴山が見えました(写真)。


下山も2009/10/31と同じく三辻山から北に降りました。これは登山道なので歩きやすくて助かりました。西側下には並行して林道がありました。植林の中に三辻山への道標があり、ここから西に降りると舗装された広域基幹林道雪彦・峰山線に出ました。ここが三辻山の登山口になっています。関電の巡視路もここから登るようになっているのが意外でした。ここは林道を渡って西側の尾根に上がり、また尾根を縦走しました。植林で良い感じです。再び雪彦・峰山線に降りると、2009/10/31とは違って西の林道に入りました。分岐がいくつかあって、とりあえず谷の東側の林道と思って荒れた道を歩くと、地形図通りに終わっていました。ここから急斜面の植林を降りましたが、下には林道があり、谷の向こう側の林道が正解だったようです。林道を越えてまた西に尾根を降りていくと、またすぐ林道がありました。このあと尾根を下ると林道に三回出合いました。出合うたびに法面を降りる方法を探さなければならず、最後は尾根も灌木の藪の急斜面になったので、林道を歩くことにしました。問題なく「あんたのいらん物はわしも、いらん。」という立て札の場所で県道8号線に出ました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「長谷」です。



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