2022/07/28に冨土野からタクミ谷越へ歩いたときに、このタクミ谷越に繋がる谷が気になりました。冨土野の北の谷からこの峠に向かう谷がありますが、地形図では谷の入口に実線道があり、それがいちど消えて、その先に破線道があってタクミ谷越を横切って公文川へとつながっています。この谷を遡ってみました。最初は林道があります。斜面には伐採地もあります。林道が谷川を渡る部分の橋は残っていませんが、丸太橋があります。丸太といっても一本ではなく、三本束ねてあるので安心です。徐々に道は荒れてきて歩きにくくなりますが、消えることはありません。地形図では谷の北側に破線道がありますが、それは見当たらず、林道は南側です。新緑の美しいきれいな渓流ですが、最後には林道は終わってしまいました。この先の谷は北にちょっと折れて滝になっており(写真)、その先に行くには急斜面を横切らねばなりません。危険ですしその先も狭い谷のようなので、この地点から稜線に上がることにしました。滑りやすい斜面を少し登り、岩場に取り付いてそれを越えて、アシビに掴まって登りました。というか、アシビの藪です。急斜面なのでかなりて手こずりました。少し登ると植林になりましたが、それでもアシビが茂っており、標高差150mほど登ってやっと下草のない植林になりました。ここからひたすら斜面を標高差200mほど登って、主尾根の845mピークに着きました。ここは2022/07/28に通っています。同じように新緑を見ながら西に向かい、851mピークを過ぎて北に方向を変えて、地形図で破線道が通っている付近を過ぎ(道はない)、坂を登ってもう一度降りると西側に林道が見えて、ここがタクミ谷越かという植林に着きました。
2022/07/28と同様に長い登りを経て810mピークに上がり、次の820m+ピークから2022/07/28には東へ下山しましたが、今回はさらに2011/05/05と逆コースで北西に向かいました。周囲は植林が多いのですが、844mピークから北に下っていくと藪が増えてきました。周囲の斜面は植林が多そうですが尾根の上は藪っぽく、877mピーク、872mピークとアップダウンがあり、896mピークから東の尾根に降りました。ここは植林で、北東の谷にある実線道に降りようと思って尾根を選んで降りていきました。最初に東側から林道が尾根に来ていましたが、下ってきて尾根で終点になっていて、下山に使えるものなのかわかりません。この下で出会った林道も同様でしたが、結局左右から来た林道が尾根の上で合流し、尾根沿いに降りるようになったので、この林道を降りました。林道を下っていくと下に広い伐採地が見えてきましたが、林道は登っていくので、また植林を降りることにしました。途中で何度か林道を横切りつつ植林を降りましたが、最後は急斜面の若い植林になり、荒れ気味で降りにくくなりました。降りてきた所は谷でぬかるみが多く、なんとか谷を渡って対岸の林道に上がりました。この方向に降りたのは失敗でしたが、周囲にはネットもあるので方向を決めづらく、林道を試行錯誤しながら降りるのが正解だったかもしれません。降りてきた地点は、銅山の登山口でした。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「大屋市場」「戸倉峠」です。
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