2022年9月24日土曜日

白坪神社から登る穂見山

 


智頭町の穂見山にはいろいろな方向から登っていますが、今回は山郷駅近くの白坪神社から登りました。この神社は厳島大明神を勧請したとのことです。登山は神社の脇の急斜面を木に掴まって登り始めましたが、とても急なので川を渡った辺りから植林を登るのが正解と思います。ちょっと植林を登ると地籍図根三角点のある切り開きに出ました。この後も何箇所も地籍図根三角点の周囲の植林が伐採されている所がありましたが、伐採した木はそのまま転がっているだけで、特に展望もなく、伐採の意味がわかりません。上空からよく見えるようにということでしょうか?この尾根は植林が多く、歩くには全く障害物はありません。急斜面もありますが、木に掴まるほどでもなく、辛抱強く登るだけです。標高700m付近になると登りではありますがなだらかになってきました。890m地点も地籍図根三角点のある切り開きで、ここは展望もあります。このさきにはヌタ場があり、穏やかな登りで、倒木があって登りにくい所を抜けると地籍図根三角点のある稜線に出ました。ここは何度も来ていますが展望が良い場所で、那岐山方面が見えます。グーグルマップではここは穂見山砦跡となっていますが、ネットで調べても情報がありません。穂見山の山頂まではアップダウンで植林を抜けるだけです。穂見二等三角点(976.01m)があります。切り開かれて西側に少し展望がありますが、木が邪魔しています。ここはグーグルマップでは穂見山展望所となっています。1時間半で着きました。


下山はまず登ってきたルートを890m地点まで戻り、そこから南の尾根を下りました。この後のルートはずっと植林ですが、うっかり通り過ぎそうな分岐がたくさんありました。いずれも地籍調査のテープがあるのですが、このテープはいろいろな方向にあるのでルートを示してはくれません。623m地点付近では西側の谷に林道が見えました。その先の600m+の小さなピークも伐採されて地籍図根三角点がありました(写真)。ここも間違えずに南に降りて、植林を下っていきました。若い木が増えてきて、450m+の小ピークの手前で西から林道が上がってきて、ピークで終わっていました。林道は使わずにさらに植林を降りると林道が横切っており、さらに降りるとまた道が横切っており、この付近で墓所を見つけたので、墓所からの道で降りました。橋があって白坪川を渡ると県道7号線に出られました。


以前に登った恋山形駅からのルートと比べると標高差が100mほど少なく、全行程3時間少しでした。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「坂根」です。



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