志戸坂からと言っても、登り口は志戸坂峠の南の坂根です。尾根の先は崖にのように見えますが、作業道らしきものがあって意外と楽に植林まで登れました。あとはひたすら植林登りですが、作業道でジグザグに登ったり、まっすぐに登ったりで、急勾配ですが足元がしっかりしていて問題なく登れました。倒木と言うか伐採木もありますが特に困りません。急斜面を登って標高710m+で一息つき、ゆっくり登っていくと林道がありました。これを横切って登ると、猪之部四等三角点(801.71m)がありました。ここは2016/08/08に南から登ってきた所です。その時と同じように黒岩山に向かいました。この付近で初めて自然林に出会いました。全体に栗の多い山です。林道が南側を走っていますが、それを横目で見ながら標高800m付近から下草の生えた急斜面を登りました。なんとなく踏み跡がありました。その後は木の生えていない斜面に出て、振り返ると塩谷川方面が見えました(写真)。何も生えていない尾根が少し続き、950m+ピークに登るところだけに腰くらいの高さのシダが茂っていました。その950m+ピークはダルガ峰から北の方向の展望がありました。ここからは自然林に入って、少し藪っぽくなり、前回同様黒岩山(1006m)の山頂は何もないので通り過ぎそうになりました。黒岩山の東の990m+ピークにはベンチがあり、展望台らしいのですが眺望は皆無です。
整備された道があって東に降りると、駒の尾山の登山口で、車が10台ほどとまっていました。下山は林道ダルガ線を少し北に歩いてから斜面の下に分岐している道に降りました。これはダルガ線ができる前にあった林道で、そのまま歩くと下って行かないようでしたが、下りの道もありました。これは支尾根から東に降りていきましたが、ここは支尾根をそのまま降りることにしました。歩きやすいのですが、場所によっては鉄の採取で削られたらしく細尾根になっています。地形が複雑な場所もありますし、少しは藪もありました。特に標高850mの下くらいには削り残しらしい小山がたくさんありました。そのうちに東側下方に林道が見えてきて、標高800m付近で林道が尾根まで来ていましたが、ここが終点でした。そのままさらに植林を降りて、最後は急斜面になりましたが、無事に舗装された林道に降りられました。大海里川沿いに林道を降りて、吉野川に出て戻りました。
展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「坂根」です。
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