2022年9月21日水曜日

杉谷登山道で登る段ヶ峰

 



段ヶ峰は何度か登っていますが、杉谷登山口から登ったことはなかったので登ってみました。まず車で生野高原のゴルフ場を過ぎ、別荘地帯の端まで行きました。ここから林道を歩き始めました。未舗装区間もあり、一昨日までの台風の影響か道に水が流れている所も多いのですが、杉谷の登山口までは車でも行けそうでした。登山口には案内板があります。まずは谷を登りますが、谷の奥で植林の作業道に入る所は道がわかりにくく、ちょっと迷いました。後から見ると木に赤い矢印がありました。ここからは植林をジグザグに登ります。この後も赤い矢印が岩や木に書かれていますが、下山の方向を向いていることが多いようです。しばらく登って大きな岩が現れ、それを巻いて登り、植林を抜けるとロープがあります。自然林は良い雰囲気で、山栗もたくさん落ちていました。どんぐりも多く、いかにも熊が好きそうな林です。そして開けた所に出てきますが、低い笹や芝に点々とアシビが生えているこの風景(写真)はこの山に特有です。そして、右がフトウガ峰山頂、左が段ヶ峰という分岐に出ました。ここまで1時間もかかっていません。


フトウガ峰に行っても特に何もないのは知っているので、段ヶ峰に向かいました。印象的な広々とした尾根が続きます。いったん林に入りますが木はあまり生えていません。林を抜けると展望が広がります。そのまま歩いていると段ヶ峰二等三角点(1103.43m)は通りません。この三角点は杉山への分岐を少し入ったところにあります。段ヶ峰の山頂はその南です。昔は小屋があったようです。この付近からは西側にネットが張られていて、これに沿って南に降りていきます。最後は植林になって、千町峠の悠友山荘に降りました。ここから再び林道歩きですが、最初は良い道でも、分岐で下の道に入ると石だらけです。長い林道歩きで、舗装区間もありますがこの付近でも水が林道を流れている所が多くて困りました。車の通行は無理です。しかしいくつも滝があり、山栗も拾えます。80分ほど歩いて、やっと杉山登山口に着きました。あと30分歩いて、車に戻りました。全部で4時間半ほどでしたが、登山は最初の1時間だけでした。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「神子畑」です。



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