地形図で青垣峠の付近を眺めていたら、北向きに周遊コースが組めることに気付きました。雲須山というのは、このコースの北の端に位置する三角点の名前です。雲頂山というのが正しいようです([1])。
青垣峠は北側斜面が工事中でした。ちょうど登ろうと思っている場所だったのですが、工事はお休みで、切通の上に登る作業道が分かりやすく、ラッキーでした。尾根に上がれば、あとは丹波市と朝来市の市境歩きです。東に行ってから北に向かいます。775mピークへ長い登りで、登ったら間違えずに北に降りなければなりません。この付近は植林と自然林が混在しています。新設の金属製の大外奥四等三角点(817.71m)を過ぎると美しい植林で、さらにはシダが茂っている広い尾根になります。その先には紅白の大河内線50鉄塔がありました。ちょっと木が邪魔ですが、西から南に遠景を楽しめます。そしてその先もまた美しい植林で、尾根歩きを楽しめます。十字路になっている870m+ピーク(馬が背)も開けた場所ですが、ここを西に曲がって、雲須山三等三角点(876.24m)に着きました。青いネットが張られていて、狭苦しい感じがしますが、西にもっと歩いて尾根の端まで行くと、黒川ダム湖が一望できました。
雲須山からは南にネット沿いに尾根を降りました。あとで湖の反対側から見ると、この尾根の西側、湖に面した斜面は木がかなり間引きされているようです。いちど670m+まで降りてから、西に急斜面を登って、762mピークに上がりました。伐採が進んでいるので、ちょっと木が邪魔でも湖がよく見えます(写真)。正面には青倉山が見えます。さらに尾根沿いに西へ、それから南に曲がりました。この先は雑木林で徐々に藪っぽくなりますが、歩きづらいと言うほどのものでもありません。660m+まで降りて、また700m+まで上がり、まっすぐ南下しました。638mピークの手前あたりは植林となり、歩き易そうなので638mピークには上がらず、植林を抜けて一つ東側の尾根を歩きました。大河内線46鉄塔まで登り、足場の悪い東斜面を降りて巡視路を見つけて下山しました。最後は神社に出てきました。
最後は少し藪っぽくなりましたが、湖の周囲まではすばらしいコースだと思います。
展望 ★★☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「大名草」です。
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