2023年9月9日土曜日

朝来市の西床尾山

 


2014/6/8に、西床尾山から東床尾山、鉄鈷山と縦走しましたが、今回は南の尾根から西床尾山に登ってみました。登り口は和田山町竹ノ内の威徳神社で、裏手に金網の出入り口がありました。ここから登り始めたのですが、地形図で見るように急な斜面でした。しかし下草はありませんし、足元が崩れにくいので木に掴まって意外と楽に登れました。尾根に登ってしまうとちょっと混み合った自然林ですが、植林もあります。標高350m付近は厳しい登りで、そこを登り切ると少し楽になりました。急斜面を登るとNHKのパラボラアンテナが立っていましたが、目の前に木が立っていて、古いもののようでした。もう少し登ると切り開きがあり、シダの中に竹内三等三角点(484.41m)が隠れていました。


この後は標高差200mほどをゆるゆると登りました。ゆるゆると言っても急勾配もあります。しかし広々した尾根は気持ちが良いものです。ちょっと急斜面を登ると金属プレートの桐谷四等三角点(762.7m)がありました。ここまで来ればあとはもう一息なのですが、急斜面が長く続き、登り切ると大きなパラボラアンテナがありました。和田山町ケーブルテレビの設備のようでした。平らな山頂を少し北に歩くと西床尾山の頂上に着きました。東西と北(写真)に展望があります。道標が目立ちますが、東はらかん口方面で、2014/6/8に登ってきた道です。他には奥山への道標がありましたが、登山道はどこにあるのか不明でした。


下山はまず桐谷四等三角点まで戻って、そこから方向を定めて南に延びる尾根を下りました。最初はさほどの急斜面ではありませんが、徐々に荒れ気味にもなりますし、525m地点に降りる付近は急勾配で木に掴まっても脚力を要する斜面でした。そこを降り切ると広めの尾根になりますが、方向はわかりにくく、何度も確認しました。標高350mくらいになると藪っぽくなりますが、踏み跡もありました。さらに降りると金網があり、その内側は崩落防止のため固められていました。急な雑木林を金網に掴まって降りると、下には別の金網がありました。幸い近くに扉があって出られたのですが、その下は急斜面で降りるのは難しく、東の谷の方に行って藪を抜けて下の道に降りました。この下山は登山向きではありません。降りてきた所は竹ノ内隕石落下之地のすぐ近くでした。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「直見」です。



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