何度か歩いている山並ですが、都多三角点には行ったことがないので、上ノ下の付近から登ってみました。山裾に墓地を見つけたので、そこから植林を上がっていきました。黄色と黒の二重のネットで囲まれた場所があるのですが、黄色い方は地面に固定されていないので、黄色を持ち上げて黒を跨いで通り抜けました。南側に林道の終点があり、部分的に伐採作業が行われたようです。急斜面ですが踏み跡もあり、大きな障害物はなく登れます。周囲はすぐに自然林になりますが、「上ノ上生森」の杭が目立ちます。1時間もかからず550m+に着くと、尾根に黒いネットが張られています。この付近は2010/12/29や2014/12/28にも通っています。ネット沿いにちょっと下ってまた登りです。登り続けて670m+ピークに達しますが、この付近は斜面に踏み跡があったのでそれを歩いていたら北の鞍部に上がりました。この稜線は植林も自然林も木の間隔が広くて気持ちの良い場所です。729mピークを過ぎてあとはアップダウンの繰り返しですが、次の710m+ピークからネットが張られています。ネットの西側を歩くのが正解のようでした。この先の自然林もアップダウンしながら気持ちよく歩けて、728mピークを過ぎ、またアップダウンしながら東に曲がり、植林と自然林の境界を降りて行くと、林道細野白口線に出ました。舗装された良い道ですが、ちょっと幅が狭いのであちこちに待機場所が作られています。
林道の法面は登れないので、少し林道を北に歩いてから尾根に上がりました。この付近は植林で、南側にはダートの林道がたくさん作られています。まず720m+まで登り、南東に歩くと自然林から植林になりますが、広々した場所です(写真)。植林を抜けてジグザグに曲がった尾根を歩くと都多三等三角点(748.11m)に着きました。さらに東に尾根を歩くと間伐材の転がった歩きにくい斜面になり、降りると地形図では破線道が横切っている鞍部です。道はありませんが、南側の植林は幅が広いので降りられそうな感じでした。しかし降りずにまた間伐材だらけの斜面を東に登り、少し歩きやすくなった尾根を南向きに歩きました。途中に東向きの尾根があって歩きやすそうだったのですが、林道に出ようと南に降りていきました。倒木もあり、少し藪っぽくもなりました。そして597m地点まで降りると共同アンテナの残骸がありました。この先も更に南に下りましたが、地形図で急斜面になっている付近は岩場で降りられないので、西側の斜面を降りました。ここも間伐材が多く、急斜面なので降りるのは大変でした。徐々に谷の中央部に移動していき、結局広い谷の真ん中を降りていって、林道細野白口線に出て下山しました。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「千草」です。
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