2023年3月12日日曜日

徳久から三日月の御殿山

 


2007/11/10に三日月から北の御殿山に登りましたが、今回は西の千種川沿いから登ってみました。尾根の先は最近崩落対策で巨大なコンクリート壁や金網が設置されていますが、道があって善尊庵を通り山王七神社まで登って行けます。その東にも整備した道があり「展望広場まで670m、若鮎ランド方面390m」となっています。展望広場の方へ行くと、途中に「ゼフィルスの森~名倉谷300m」の分岐があり、さらに歩くと展望台があって案内板があります。「南からひまわりの丘」だそうで、ゼフィルスとは蝶の仲間だそうです。ここからは若鮎ランド(野球場)へも名倉谷にも降りられますが、南東に尾根を登りました。道があるのでピクニック気分です。細い尾根がくねくねと曲がっていきますが、気をつけないと尾根を間違えてしまいそうでした。300m+ピークにはアシビの藪に地籍図根三角点がありました。落ち葉で滑りやすい急斜面を東に降りて、また登っていきます。この付近は植林なので作業道が沢山あります。再び300m+まで登ると、この東は広い植林の尾根です。南側に尾根沿いに林道が走っています。前回はこの平らな尾根の東端の破線道探して登ってきたのですが、その道は見当たりません。尾根を東に登り、313mピークを過ぎ、少し下ってまた平らな尾根を歩いていると植林が終わって自然林で藪っぽくなりましたが、再び植林もあって、藪と言うほどではありません。時々広い空き地があり、紅白の播磨西線四四鉄塔に出ました。そして、藪の中の切り開きになっている御殿山に着きました。御殿山三等三角点(350.52m)があります。作用ハイキングコース選定の会の杭もあります。(写真)


山頂には「大谷池 矢能」「乃井野」「徳久城」に道標があり、しっかりハイキングコースが整備されたようです。「徳久城」の北へ向かいました。巡視路でもありますし、木の間隔の広い気持ちの良い尾根です。播磨西線四五鉄塔を過ぎ、地籍図根三角点のある350m+ピークを過ぎて、アップダウンしながら北に向かいました。次の350m+ピークからは西に下山できそうでしたが、北に向かいました。マーキングがありますが、時々見失ったような気がします。次の330m+小ピークは、巻き道があるのにわざわざピークに登ってみましたが、藪っぽいだけです。この先の鞍部では西側に下山道があるので、地形図の谷の破線道に出られるのかも知れません。巡視路でもある古い道を登って行き、360m+ピークの先にはアシビの藪の中に地籍図根三角点がありました。これを抜けるとまた巻いていたらしい巡視路と合流し、播磨西線四七鉄塔に出ました。西に少し歩くと間村四等三角点(356.86m)がありました。ここは南谷山だそうです。このまま西にもマーキングがあり、降りられそうだったのですが、平松への道標があったので更に北に向かいました。徳久城はこの尾根を西に行った所にあったことに後で気付きました。北に行くと播磨西線四八鉄塔があり、その先の鞍部には字が読めないお地蔵様と、「平松へ」「芦谷山」「金山へ」の3つの道標がありました。これは前回と同じ下山ルートですが、西に谷を降りました。マーキングがありますが、植林の谷は崩れかけていて足元が悪く、さらに下るとかつて棚田が作られていたらしく、段を降りるのに苦労しました。それでも最後は道に出てきて、害獣避けの戸を通って平松に出られました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「三日月」「土万」です。



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