2023年3月17日金曜日

神河町杉の東の814mピーク

 


国道312号線沿いの杉の南に道の駅があります。かつてはもっと高いところにいた布袋様が、今は地面に降りて、それでも俵に乗ってお出迎えです。ここを起点に林道を使って東の814mピークへ往復してみました。まずは杉から東に林道を歩きました。大山城へはこの林道に向かうようになっています。コンクリートの林道で、扉から入ってしばらく行くと駐車場があり、その先に大山城跡登山口への分岐があります。北の丈山三角点が大山城跡ですが、登山道があるなら一度登ってみたいものです。この谷には石積みがあって耕作地だったようですが、今は植林です。大山城跡には行かずまっすぐ歩くとコンクリートの道が続きますが、これは令和2年度に作られた堰堤の工事用のようでした。堰堤を過ぎて、地形図で南向きに道のある、ミツマタの咲いているところから林道に入りました。古い道(昭和59年らしい)ですが、道の真ん中にミツマタが生えていたりする以外は問題なく歩けました。林道は地形図よりも少し先まで延びていますが、谷の下で終わっていました。この付近は斜面が岩で埋まっているような所ですが、地籍調査のピンクテープが谷に沿って付けられているので、まっすぐ谷を登りました。谷の中央は岩が多いので、少し避けて谷の脇を登って行きました。ひらすら真っ直ぐ登り続け、尾根に上がったと思ったら目の前に金網がありました。ここからは金網沿いに歩きましたが、例によって金網のどちら側を歩くかが問題でした。最初は北側を歩きましたが、灌木が多くなって来たので木で金網が倒れている所で反対側に移りました。しかし、しばらく歩いて尾根の分岐を過ぎると、このままでは814mピークの方向へは行けません。金網を抜けられる所を探すと、少し先に金網がネットになっている所があり、ここを抜けて東の尾根に進みました。植林で道もあります。ちょっと登って標高600mを超すと切り開きがあり地籍図根三角点がありました。この先は植林の斜面をひたすら登るだけです。踏み跡があり、さほど急斜面ではありませんが標高差200mを登って、標高800mまで上がりました。ススキやアシビが生えていますが太い道?があります。814mピークには特に何もありません。この東は再び植林となりますが、この付近は2010/09/19に865mピークからの下山の途中で通っています。


814mピークからは、まず登ってきた尾根を下りました。そして尾根の分岐で金網を再び反対側に抜け、そのまま南に金網沿いに下りました。途中で金網は分岐していましたが、ここは通れて、そのまま南東に進んで、590m+ピークへと上がりました。途中で金網の倒れている場所で北側に移ったのですが、その先で北側に別の青いネットが現れて、金網とネットの隙間を歩く羽目になりました。幸い金網はすぐに終わったので、あとはネット沿いに尾根を降りましたが、ふと見るとまた金網がネットの向こう側にあったりして、ネットと金網が交差しながら作られているようでした。この付近は藪っぽいのですが踏み跡があり、尾根の先から西に植林を降りました。これは正解で、尾根の先には踏み跡があって林道に降りられました。この林道は地形図ではこの付近で終わっていますが、もっと北に延びていました。この後は長い林道を降りて、茶畑の広がる野上川の谷を降りて、国道312号線に戻りました。


この山を歩くには金網との付き合い方が大事です。出入口はとても少ないようでした。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「生野」です。



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