飯森山には何度か登っていますが、今回は東からダイレクトに登りました。2017/08/06と同じくソーラーパネルの先のゲートに車をとめて、ゲートの横の小さな扉を抜けて林道に入りました。少し歩くと山小屋があります。古い道標があって、右生野となっている方向の林道を2017/08/06の下山と逆コースで北に登っていきました。かなりの登りで標高差100m程度を稼いでから、地形図では比較的緩やかに見える尾根を登りました。しかし意外と急斜面でした。植林から自然林に変わりますが、足元はしっかりしていました。標高差100mほど登ると大きな岩が二つあって、少し楽になりましたが、まだまだ登りが続きます。多少藪っぽくなりますが、植林があるので楽に登れます。そしてススキの藪になると、未舗装の立派な林道に出ました。森林基幹道千ヶ峰・三国岳線です。法面が立派すぎてどうやって登るかが大問題でしたが、結局金網の張ってある急斜面を這いつくばって登りました。すぐに植林に入れますが、その先は藪でした。北側は植林ですが、尾根上には金網とネットと両方が並行して張られています。藪っぽいのを我慢して登っていくと、南側は伐採地になりました。広く遠くまで見渡せて、ウネウネと伐採地の間に道が作られているのが見えます。自動車が何台かあちこちに停まっていました。その先の尾根は植林で、登っていくと下が伐採地なので西脇方面が見渡せますし、翠明湖も見えました。ちょっと岩の増えた斜面を登ると伐採地の頂点に出て、そのまま岩のある北方向に歩き、最後はかなりの急斜面を上がると、枯れススキの中に福畑山三等三角点(900.59m)がありました。ここが飯森山の山頂なのでしょう。西方向にはなだらかな感じですが、北東に降りる斜面は急でした。
下山は2016/04/16に荒田神社から登ってきたコースの逆コースとしました。飯森山から南に尾根を降りましたが、東側は伐採されているのでネットの向こうにずっと展望が続きます。ネット沿いに降りていくと伐採地の林道の終点があり、その下でも2回林道が尾根を横切っていましたし、三叉路もありました。しかし林道は歩かずに藪っぽい尾根を歩きました。登り返して大きな岩を登ると金属プレートの宮前奥山四等三角点(682.58m)がありました。付近は藪で方向がわからなくなりましたが、よく見定めて東に降りました。藪っぽい尾根が続きます。地形図では破線道がありますが、あるような気がしないので、そのまま尾根を南東に降りていきました。この付近から見る東の伐採地は航空写真でもわかりますが不思議な形に切り残されていて、急降下する鳥?のメッセージでもあるのかと思いました(写真)。そのまま下り、標高570m付近で2016/04/16のコースから分かれて東の尾根に向かいました。この尾根は灌木の藪ですが北側が植林なのでそちら側を降りていきました。するといきなり林道の切通しの上に出てしまい、苦労して南寄りの法面を降りて林道に出ました。これも森林基幹道千ヶ峰・三国岳線でした。そのまま尾根を降りたかったのですが切通しで分断されているため法面の脇のススキを抜け、その下のコンクリートの法面の上を歩き、さらに伐採地の周囲のネットを回って目的の尾根を降り続けました。ここはネットがありますが、そのうちに別れてまっすぐに降り続けました。だいたいは若い植林で下草も生えています。どんどん降りていくと、川に出ました。幸いに岩が多く、渡れるところがあったので渡って急斜面をよじ登ると、ロッジの裏に出ました。
展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「生野」です。
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