2022年12月19日月曜日

寒河の深谷三角点

 


この三角点は赤穂線寒河(そうご、ローマ字だとSogo)駅の南の山にあります。藪を覚悟で行ってみました。登れそうなところを地形図で探すと、駅の南に墓地があります。寒河墓地ですが、墓地の奥まで登るとその先も登れるので上がって行きました。石積みのある斜面ですが、木はまばらです。しかしそのうちに急斜面になってきたので南側の尾根の方へ移動しました。岩も多少ありますが、砂地に落ち葉が載っている斜面なので気をつけて木に掴まりながら登りました。振り返ると枝の間から日生湾が見えます。尾根の上の平らなところまで登ると枝もなく、日生大橋が見渡せます。180m+ピークには共同アンテナの残骸がシダに埋まっていました。この先しばらくシダはなかったのですが、笹が生えています。歩くには大きな支障はなく、230m+には南を見渡せる展望地がありました。小豆島が見えます(写真)。しかしここから東斜面の下りは灌木の藪で、枝を払うのに疲れました。ひどい急斜面ではないのでなんとか鞍部まで降りて、少し北に歩くと小さな溜池がありました。ここの破線道はあるような無いようなです。


さらに東の斜面を登りましたが、ここはかなり厳しい藪でした。シダの塊につっこまないように、地面の見えている所を探して登りました。尾根の中央付近はシダに占められており、西寄りに登りました。登ってからはシダは減りましたが灌木の密度が高く、枯れ枝を折って進みました。どこの藪でも同じですが、一番注意しなければならないのは棘のある枝で、これには細心の注意を払いました。そしてやっとこさ深谷四等三角点(281.01m)に着きました。三角点の北側は笹が減って歩きやすそうでしたが、さらに東に縦走を続けました。ここは平らですが、シダの塊あり笹あり灌木の間隔は狭いという、歩きにくい場所でした。平坦地の東の端まで来て、南斜面を降りようとしたのですが、シダの塊が茂っており、隙間がありません。端の方から降りようと試みたのですが、急斜面に出てしまい、結局戻りました。この付近には水色の荷造りテープがところどころ木に付けられており、この付近にもありましたが、降りる方向を示しているようには思えません。結局南斜面は断念して、降りやすそうな方向を探すと、北に向かう尾根がシダが少なそうだったので降りてみました。最初はシダ藪を避けて降りられたのですが、標高200mを切った付近からはシダと灌木の混ざった藪を強行突破せざるを得なくなりました。藪を抜けて林になったのは標高160m付近です。この先は急斜面になって、方向もよくわからなくなりましたが、シダを避けながら降りていくと、林道東奥線に降りられました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★★

地形図は「日生」です。



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