2021年11月23日火曜日

三林から登る岩谷山

 


2010/09/26に岩谷山に八幡神社から登った時に、三林からの登山道があることに気が付きました。今回はその登山道を登りました。登り口は三林ですが、Street Viewで2013年に岩谷山登山口の杭があった小道は今は舗装されて杭は無くなっていました。後で調べるとこの登山道は荒れていて登山道から外されたのかも知れません。


それはともかく登っていくと、綺麗な銀杏の大木があり、その下には祠があります。そこからちょっと登ると小振りな安積上野線六鉄塔がありました。その先はおそらく巡視路で、江戸時代の墓石のある墓所を通り、金網のフェンスの周りをまわって七鉄塔に着きました。ここに害獣避けの扉があり、ここからが本格的登山となります。岩谷山への道標がありますが、その先は植林で特に標識はありません。たまにピンクのマーキングがあります。植林にはいろいろなマーキングがあるので信じてよいのか分からないのですが、このマーキングは岩谷山まで続いており、信用して大丈夫のようです。植林の上に出ると道標がありますが、その上は荒れた谷です。ここでマーキングに従って北に向かう道を歩き始めると、あとは倒木はありますが一本道でした。1mほどの幅の作業道で、この付近では自然林もあって黄葉が見られました。倒木が時々邪魔ですし、斜面に作られた道なので流され気味の所もありますが、マーキングがあり大きく曲がる所も無いので迷う恐れはなさそうです。北に斜めに斜面を上っていき、尾根近くでは植林になります。主尾根には510m+の鞍部に出てきて、ここに三林登山口への道標があります。


主尾根に出たら尾根上を歩くのが普通ですが、今回はさらに作業道を歩きました。やや不明瞭になりますが、尾根の西側に作られており、少し行ってからは尾根の東側になり、また西に行っては東に行き、岩谷山は東で巻いていますが、山頂への道標がありました。このことからも、正しい登山道は尾根の中央ではなくこの作業道のようでした。山頂へは大きな岩を抜けて登ります。安積三等三角点(732.51m)がありました。木が切られて展望があり、暁晴山のアンテナ群が見えました。


岩谷山からは2010/09/26同様に北に歩きました。倒木が多く下草も生えて荒れた感じですがマーキングがあるので迷うことはありません。しばらく歩くと林道の終点に出ました。地形図にもここから少しだけが描かれています。林道を歩くと700m+鞍部では北は五蔵山、東は深河谷となっていますが、西向きは道標がなく、見たところ道もなさそうなので更に北に林道を歩きました。そのまま歩くと谷川の上流に行きそうだったので、751mピークの北の尾根で下山しました。この尾根は倒木が多いのが難点ですが、下草は無く藪はありません。時々展望もありますし、紅葉もありました(写真)。標高500mを切ったあたりからはかなりの急斜面で、木に掴まって植林を降りました。その下は植林が多く、最後はフェンスにぶつかりましたが、水のない水路がフェンスを横切っている所に扉があって出られました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「安積」です。



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