2021年11月13日土曜日

道谷から六郎谷と横行三角点

 


波賀町道谷の付近は紅葉・黄葉がきれいなので毎年秋に歩いています。今回は昨年のルート(2020/11/08)の逆周りのようなものです。起点は新戸倉スキー場で、ここから林道を登りました。かなり荒れた林道で、真ん中がぐっさりと削られていたりしますが、歩くには問題のない林道でした。だいたい地形図の通りに走っている感じでしたが、途中で密生したミツマタを抜ける必要がありました。最後は目指す尾根に林道は到達しておらず、ゆるやかな植林の斜面を登って尾根に上がると、大森神社から来ている幅の広い林道に出ました。この林道では主尾根に登れないので、急斜面の植林を登りました。標高差100mも登らずに2020/11/08に尾根を降りた付近に出てきました。その北が宍粟市と大屋市の市境(播磨と但馬の国境)の尾根です。


市境の尾根は北側が急斜面の自然林、南が植林となっている所が多いようでした。美しい尾根で快適に歩けました(写真)。しかも今回は下り方向なので楽でした。とは言え三角点はピークにあるので、その手前は急登でした。六郎谷四等三角点(950.5m)からは氷ノ山が見えました。この南東は2012/08/27にも歩いています。両側が自然林の所もあり、葉が落ちて黄葉はあまり残っていませんでしたが、コナラなどの林はきれいでした。何度か通っている謎の石積みを通り(歩くには邪魔です)、926mピークを過ぎて2020/11/08に登ってきた付近を過ぎ、原横行線五二鉄塔を過ぎました。この付近は最近植林したらしく黄色いプラスチックの筒の中で苗木が育っていました。そのまま尾根を歩き、次は横行三等三角点(940.12m)に着きました。標石は切り開きの北の端にあり、展望があります。ここから更に東に降りると鞍部に南に向かう林道がありました。尾根を南に歩いても良かったのですが、ほとんどは植林のように見えたので、林道を歩いて下山しました。ヒカゲノカズラがたくさん生えている林道でした。最後は谷に出て、上流に行かないと橋は無いようでしたが、水量が少なかったので対岸に渡って林道を下りました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「戸倉峠」です。



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