2020年6月24日水曜日

智頭の上板井原から海上山


智頭の海上山には2018/06/02に西から牛臥山経由で登り、2019/10/22には南の毛谷から登っています。今回は北の上板井原から登りました。上板井原からのコースはAコースとなっていて、板井原隧道の上から牛臥山を経由するのですが、海上山への近道を試してみました。板井原の駐車場の前から「六尺道」で川を渡り、すぐの尾根先をよじ登りました。最初は急斜面ですが、すぐに楽になってきて、気持ちの良い植林になりました。あとは標高差300mほどを植林のゆったりした尾根で登りました。途中に共同アンテナが二つあって、鳥取の方向を向いていました。文句のないハイキングです。主尾根に近づくと自然林も増えてきました。主尾根には760m+ピークで合流しますが、牛臥山と海上山への道標が倒れていました(写真)。ちょっと登ると広々した海上山の頂上です。智頭山三等三角点(785.24m)があります。


海上山から東への縦走は2019/10/22の逆コースです。自然林の尾根を歩くと大展望地があり、南から東の山々が望めます。そして海上山最高地点800mのピークは、2019/10/22に毛谷から登ってきた所です。倒れている道標は峠地蔵と海上山が同じ方向に書いてありますが、これは誤解を生みそうです。ここから北東に下ると西野越こと峠地蔵に着きました。2018/08/29に南の西野から来ています。そのまま登って大内用瀬線11鉄塔を過ぎて、2018/08/29と同じように気持ちの良い広々した植林を歩きました。自然林もあります。ほとんど展望のない藤見平あたりから東に向きを変え、北側下に林道があるなと思ったら、道標があって板井原林道となっていました。それ以外の道標によると、東が展望広場、西がBコースで、Bコースはここから縦走して峠地蔵から板井原に降りるコースのようです。落ちている道標は「板井原754m三角点」とあります。すぐ東には八東大内線43鉄塔がありますが、この鉄塔はそのすぐ東のピークから移されたようです。そのピークが展望広場らしいのですが、今は全く展望がありません。そしてその東の754mピークは植林ですが、ここにかつて板井原三角点があったのでしょうか?


2018/08/29はここから南の尾根で下山しました。ここは2018/09/02にも南の浅見から登って来ており、その時と同じく北にちょっと荒れた植林を降りました。中電の巡視路になっているため歩きやすく、西側下方には林道が見えます。八東大内線41鉄塔を過ぎると登りとなり、740m+に登ると正面に展望があります。ここで西に曲がると谷に降りるので東に少し登り、760m+の尾根に出てから北に急斜面を降りました。降りていくと西側下に砂地が見えます。これは2020/04/22に見上げたズリ斜面で、一瞬降りてみようかと思ったのですが、危なそうなのでやめました。坂を下って小屋まで行き、2020/04/22と同じようにその裏の階段を降りて林道に降りました。あとは赤波川最上流の砂地の斜面を眺めながら智頭農林高校の林生寮を通って、長い舗装道路(普通林道宮地谷線と林道本谷線)を歩いて上板井原に戻りました。


長い道のりに見えますが、歩きやすいので4時間ちょっとしかかかっていません。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「郷原」です。



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