2019年9月7日土曜日

物部から登る朝来の物部山

2014/12/14には大路ダムの方から物部山に登って物部に降りましたが、今回は物部から往復することにしました。物部八幡神社の左手に害獣柵の扉があります。ここから入ると道があって、西国三十三霊場を巡れます。途中には東屋がありますが、木が伸びていて展望を妨げています。この付近は物部城趾の一部かも知れませんが、よく分かりません。遊歩道は北の高峰寺に降りていきますが、降りずに登りました。これは2014/12/14の逆コースとなります。壊れたネットが邪魔な以外は問題のない尾根で、ところどころに古い道があります。614mピークまで登ると楽な尾根歩きとなります。次の630m+ピークの手前に地籍図根三角点があって、南に少し展望がありますが、この5年でかなり木が育った感じがします。この付近は気持ちの良い尾根で、植林を頑張って登って700m+ピークに出ました。あとは尾根を少し北に歩くと低い松に囲まれた物部山三等三角点(707.51m)がありました(写真)。2013/11/9、2014/12/14に続いて3回目の登頂です。

下山は700m+ピークから630m+ピークまで戻り、南に尾根を下りました。地籍調査のピンクテープが風に舞っている尾根で、歩きやすいのですが分岐がたくさんあります。とりあえずは地籍調査を頼りに降りれば大丈夫のようでした。標高490m付近では地籍調査のピンプテープが沢山の木に巻いてあり、結界が張られているような感じでしたが、何を意味するのか不明でした。ここから少し分かりにくくなりますが、地籍調査に従って南に歩きました。途中に古い入山禁止の札が落ちていました。松茸山でしょうか。地形図では実線道が峠をよぎっており、たしかに切り通しがあります。西側にも道がありそうなことを確認して、物部の方に降りました。最初は急斜面をジグザグに降りるのですが、崩落が激しく、倒木などもあってどこが道かよく分かりません。そして最後は谷に出ますが、両側は急斜面で道は見当たらず、結局谷の中央を降りました。水が無かったのでよかったのですが、それでも岩だらけで歩きにくく、シダをはじめとして背の高い草が茂っており、倒木もありますし棘のある草も生えています。結局標高300m付近まで降りると道が現れました。標高250mからはしっかりした道があるので、この付近まで、地籍調査の結界から尾根を降りてくるのが正解だろうと思います。道をずっと降りると、分岐点にコンクリートの小さな祠があり、播但道建設の際に再建された山上小祠と説明がありました。

地形図に実線道が描かれていても、谷道の下山は要注意です。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「但馬竹田」です。

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