2011年7月30日土曜日
倉床から登る水上山
水上山には最近変則的なルートで二回登っていますが(2011/07/02と2011/07/16)、今回は変則的なルートで登って登山道で降りてきました。登り口にしたのは一宮町倉床の桑垣の北です。地形図を見ると桑垣の北では折れ曲がった道が西側の山に入り込んでいますが、これは「ふれあい公園」で、「ふれあいの水」を汲みに来る人が多いようです。その北で幹線道路は富土野トンネルの方へ登り始めますが、そちらには行かず「銅山」の標識のある川沿いの道に入りました。ここに車を止めて、その北の尾根を登り始めました。
この尾根はかなり整形されており、簡単に登れます。コナラの登りやすい林を抜けていくと、標高620m付近で南に展望があります。と言っても、この日は雨が降っていて何も見えなかったのですが。その先は尾根が少しずつ細くなりますが、670m付近には共同アンテナの残骸がありました。そして726mピークに着きました。ここには三角点こそありませんが、一宮町の図根点と「大身谷官」と書かれた大きな標石があって、賑やかです(写真)。大身谷というのは、この北の760mにある三角点の名前ですし、水上山の別名でもあります。ここで気を付けなければならないのは、左側の一見すると藪に見える斜面を降りることです。広い方の尾根は、北に降りてしまいます。
この先は尾根が細くなり、楽しいのですが、真ん中に灌木が生えていると少し降りて歩かねばなりません。下草はほとんどありません。760m+の長細いピークまで来ると少し尾根の幅が広がり、その後は一旦降りてから植林の中の急勾配の登りとなります。これで800mを越えた尾根に出るので、あとは851mピークまで少し登りでした。ここには2011/07/16に来ています。その時は楽に南の尾根に乗れたのですが、今回は真南の尾根を降りてしまい、間違いに気が付いて登り直したので時間がかかりました。急な斜面を降りなければならず、目指す尾根ははるか下方なので、なかなか判断が付きません。
この後は前にも歩いた通りで、途中に若干倒木がある程度で、問題無く水上山に着きました。しばらく丸太の上で休んでから下山を開始しました。よく整備された道で、マーキングもほどほどにあって迷うことはありません。714mピークには共同アンテナの残骸と「倉床登山口」の標識があります。標識どうりに植林を降りると、南田の県道5号線にある「水上山登山口」に出てきました。
水上山(別名大身山)はひと月で3回目ですが、良いコンディションで着いたことがありません。相性が悪いのでしょうか?
展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「神子畑」です。
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