2009年8月15日土曜日

新宮町福栖の北の山

これはとても地味な山です。たつの市新宮町福栖は、新宮と千本の間にある集落です。その裏山は以前(2006/03/21)に登った千本の裏山と繋がっていますが、西側にも同じような枝尾根があるので、一周して帰って来られそうです。ショートコースとして面白そうなので、歩いてみました。

登り口はいろいろ探したのですが、尾根の先端にある福栖西中山霊苑の西端に小道を見つけました。すぐに消えてしまいましたが、急斜面の雑木林を尾根まで歩くのには良いとっかかりでした。やや灌木が多い斜面ですが、さほどの苦労はせずに尾根に上がれました。尾根の雰囲気は、典型的な里山です。落ち葉を踏んで、踏み跡を辿りました。

231mピークは気持ちの良い雑木林で、急斜面を降りて再び登って300m+ピークに着きました。さほどの急斜面ではありませんが、暑いので一気にというわけにはいかず、何度か休みました。ピークから北に降りると、播磨線40の鉄塔があります。この北は植林になっており、巡視路は東に降りていますが、進路を少し西寄りにとって、北向きの尾根に上がりました。ここからは主尾根の451mピークまで登りです。

木の間隔も広く、意外と楽な登りでした。この付近から小雨が降ってきたので傘をさして登ったのですが、それでも登れましたから、藪ではありません。451mピークまで登り、南西に尾根を降りました。この先の尾根は前に歩いています。楽に歩けますが、枝尾根もあるので迷う可能性もあります。

小雨の中を傘をさして東河内(とのごうち)四等三角点(339.7m)に着きました。写真は東河内三角点付近から見た千本の集落です。この先の尾根を千本方面に降りると倒木地帯があるのですが、今回は東に向かう尾根を降りました。この尾根は歩きやすく、切れ切れに道らしきものもあります。一旦300m+のピークに登り、さらに尾根を降りて行くと藪がありましたが、これが播磨線38の鉄塔です。どこでも鉄塔の周囲には草が茂っています。

さらに進むと植林になりますが、急勾配で、降りやすい方に行くと清水の方に行ってしまったので、進路変更して更に尾根を辿りました。しかし、おそらく清水の方に降りた方が楽だったと思います。尾根を降りると180m+の鞍部から、意外なほどの急斜面を210m+ピークに登りになります。この付近から藪っぽくなりました。最後は尾根の先端に出ようと、尾根の少し南側の藪を降りましたが、最後に標高90m-まで笹藪を降りてから、そこが姫新線の土手の真上だということに気がつきました。土手を降りるのは嫌ですし、線路を歩くのはもっと嫌です。結局少し尾根を戻り、北側の植林の中を降りました。こちらは問題なく降りられました。

最初は暑く、その後は雨も降りましたが、全般に歩きやすい尾根でした。この付近の尾根は、植林の倒木さえなければ楽しめると思います。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆

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