再びと言っても、以前に明延からこの山に登ったのは2013/07/10です。最近では2023/09/02にこの付近を登っており、その時の経験を踏まえて登ってみました。週末で2023/09/02に行われていた切り出し作業?も終わっていそうなので、車で明延浄水場まで行きました。ここから南向きに林道七拾枚線を歩きました。2023/09/02に歩いているので寄り道はせずに1.3kmほど南の林道の分岐点まで行きました。2023/09/02はここから東向きの林道に行きましたが、今回は南向きに歩きました。ここは2013/07/10 に下山中に歩いた作業道細野線です。たまに倒木がありますが、問題なく歩けます。地形図では真っ直ぐですが、実際はヘアピンに曲がって登っていくところもあり、地形図の破線道の終端よりもさらに南に延びており、標高720m付近で終わっていました。終わった場所はミツマタの茂った谷で、東側の斜面をミツマタをかきわけて登りました。かなり急斜面でしたがミツマタを抜けると植林になり、尾根に上がれば急ではありますが登りやすくなりました。標高差100m程度を登ると稜線に出て、少し登ると872mピークに出ました。この付近は直近では2023/9/16に歩いているおなじみの尾根です。登山道に沿って東へ歩いて、944m地点を過ぎて三郡山(950m)に着きました。
三郡山からは北に尾根を歩きました。少し歩くと展望地があることになっているのですが、木が伸びすぎて明延方面はあまり見えません。ここも2013/05/23や2013/07/10に歩いている尾根です。細尾根を歩き、金属プレートの間歩谷四等三角点(967.24m)から東に歩きました。この付近では東側下に舗装された林道が見えていましたが、東に尾根を歩くと林道が鞍部を横切っていました。そういえば2020/05/02にここに来た時に、森林基幹道須留ヶ峰線がここを横切って北に延びているのを確認しました。この鞍部は東に歩くと佐中の方に行ってしまうので、戻って市境の稜線を北に歩きました。須留ヶ峰線は以前よりも延びていて、地形図の836m鞍部には西の明延側に林道が作られており、木材の積み出しが行われていました。しかし林道は南北に水平に延びていて下りには使えそうもなかったので、植林の中を西に降りました。あまり急斜面ではなく、ミツマタが邪魔なくらいで問題なく降りられましたが、地形図の破線道の終点付近は谷で歩けず、南側の植林を歩きました。途中に墓石が5基ほど並んでおり、明治から大正の高階さんという一家のもののようでした。この付近には一ノ段という集落があったようです[1]。谷に降りないように南の植林を歩きました。地形図には谷の北側に破線道がありますが、これは誤りとしか言いようがありません。結局は谷の南斜面の消えかけた道を歩くことになりました。これは2014/10/08とよく似たコースで、斜面の消えかけた道なので滑落の危険があり、とてもお勧めできるルートではありません。谷に降りてからも最近の大雨のせいか流木が多く、土石流もあったようで忍耐の必要な谷歩きでした。2014/10/08には立っていたお堂も潰れていました(写真)。電柱や碍子がありました。この付近からはかつて谷沿いに道があったようですが、護岸のコンクリートだけが残っているような場所が多く、気楽に歩けるようになったのは明延浄水場の手前数100mだけでした。ここには一箇所かつて何かが谷を南北に渡っていた形跡がありましたが、どちら側も山の斜面で、何のためのものか想像できませんでした。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「大屋市場」です。
0 件のコメント:
コメントを投稿