2023年10月22日日曜日

再び猪篠から登る白岩山

 


2009/10/3に播但道沿いの猪篠から白岩山に登っています。この時は道路を歩いて東の尾根まで上がったのですが、今回は尾根を登ることにしました。猪篠の八幡神社の近くに道標があり、説明書きに右の「さか」は越知坂道のことだと書いてありますが、ここから数m行くと斜面に石仏が祀られています。「火の用心」の札もあって、ここから高圧線の鉄塔に登れることがわかりました。切り開かれた道を登っていくと、生野支線三九鉄塔に着きました。道はここまでで、この先は藪なので、しばらく藪こぎしましたが、すぐに植林に出ました。こうなると歩きやすく、少し登ると空堀かと思うような溝があり、さらに登ると金網に開けにくい扉がありました。ここを抜けて急坂を登って伐採されている539mに着きました。まだまだ登りが続きますが、標高600m付近には北から来た林道の終点がありました。標高740m付近はススキが茂っていますが北方向に尾根を歩くとまた植林で、広い切り開きがあってから稜線に着きました。すぐ近くに地籍図根三角点の杭がありましたが、金属プレートは未確認です。


稜線を北に降りて、不動野三等三角点(902.75m)までの登りは美しい植林を満喫できました。三角点の付近には東側下方に林道があり、これが三角点の北の鞍部で終わっていました。さらに北に行くと、その北は西側が大きく伐採されており、そちらからの林道が尾根で終わっていました。これでも下山できそうでしたが、まっすぐに登っていき、2009/10/3と同じように北西に曲がって900m+ピークに行きました。今回はピークの北の破線道は探さずに南側の林を抜けて藪を避けました。しかしこうするとピークの西で北向きに藪っぽい斜面を降りることになり、少し苦戦しました。なんとか840m-の鞍部に降りると、南側下方に林道が見えましたが、正面の植林を登りました。標高差150mくらいを登ると美しい植林の尾根に出て、これを西に歩き、さらに南に歩いて白岩山の山頂に着きました。逆光ですが瀬戸内海が見えたような気がしました(写真)。


下山は西の尾根を降りました。登山道は北側に少し降りた植林に作られています。少し降りると東ルートへの分岐がありましたが、西ルートにして尾根を降り続けました。地形図の破線道のところでは尾根にロープが張ってあり、下山ルートがありましたが、ここもまっすぐ西の尾根に向かいました。ここは2022/07/24に登ってきた植林です。736mピークを過ぎ、標高700m付近から南に降りました。なんとなく尾根っぽい付近を降りていきましたが、植林なので特に問題はありません。上手に方向を選んで降りて、生野支線四〇鉄塔に着きました。巡視路は鉄塔の北の切通しのような所にあったのですが、そちらには行かずにさらに尾根を降りていくと、地形図にもある尾根裾をまわる道に出ました。これでも下山できるはずですが、道沿いの金網に扉を見つけたのでさらに尾根を降りて、最後は急斜面を八幡神社へ降りました。


展望 ★★☆

藪山度 ★★☆

地形図は「生野」です。



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