2023年10月14日土曜日

丹波篠山市の静滝山観音堂

 


この山は丹波篠山の中心街の北東、八ヶ尾山の南にあります。小立の岩井山古墳群の近くから歩き始めて、まず厄除八幡で厄を落としてから西に歩いて矢ノ谷池を過ぎ、ちょっと歩いて堰堤のある付近に「毘沙門山(?)」への分岐があったので行ってみました。整備された小道を少し登ると、岩の下の洞窟に何やら祀られていました。真ん中は石仏ですが、毘沙門様らしくありません。谷沿いの登山道の戻って登り続けると、地形図で破線道が分かれる所から急斜面をジグザグに登るようになりました。真っ直ぐに行く方の破線道は未確認です。ジグザグの道ははっきりしており、しばらく登って静滝山の観音堂に着きました。現在も隔月でご開帳が行われているようで、ここまでは整備されている感じでした。建物は現在は観音堂だけですが、周囲には大きな木もあり、手水鉢は文化三年のもので、歴史を感じます(写真)。


登山道は観音堂の右手奥からさらに続いています。こちらは荒れ気味で、道を見失うことはありませんが、道を歩けない所もありました。鞍部のようなところに出てきてから北に斜面を登ると山田三等三角点(537.63m)がありました。周囲は藪です。ここから西に斜面を降りて尾根を歩きました。少し分かりにくところもある尾根でしたが、大部分は切り開きがあります。506mピークの北には大きな岩がありますが、これも小道が東側に作られており、506mピークに登れました。ここには岩の祠の中に石仏がありますが、残念ながら首のところで折れており、頭部の載せてきました。


506mピークの石仏への参道?は南から来ていましたが、来た道を戻って北の尾根に行きました。道があって、途中にはネットで囲まれた場所がありましたが、松茸山でしょうか?そのまま歩いて517m地点の東から東の尾根に向かいました。こちらも倒木はあるものの藪はありません。495mピークの東で北に降りる所は急斜面でしたが踏み跡がありました。頭の赤い杭をマーカーにして下ると、曲がりくねった尾根に出ましたが、ここも道があります。東に行って南に曲がるまでは歩きやすかったのですが、そこから東に曲がる所は藪っぽくなっていました。しかしすぐに歩きやすくなり、453mピークを過ぎて東に歩き、尾根の外れまで来てから西向きの植林を降りました。谷を降りていくと小さな祠があり、金網がありました。金網沿いに西に行くと、かつて何かが置かれていたような石の台があり、そのへんに金網の出口がありました。ここから外に出て、草むらと竹藪を抜けて人家の付近に出ました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「村雲」です。



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