2022年7月24日日曜日

川東三角点から登った白岩山

 


生野の南の白岩山には、2009/05/23と2009/10/03に登ったきりなので、今回は西側からまっすぐに登ってみました。ヨーデルの森の方へ国道312号線を北上して、ヨーデルの森の手前で東に登り始めました。ゴルフ場のフェンスの外を登っていき、右手に植林が見えてきたところで藪を抜け、小川を渡って植林を登り始めました。かなりの急斜面ですが登りやすく、朽ちたネットに沿って登ると、川東四等三角点(430.02m)に着きました。ここから東に急斜面を降りて、また急斜面の植林を登り始めました。ここからはずっと植林を登りましたが、夏の日でも風があって気持ちよく登れました。倒木地帯(南の植林を抜けたほうが楽だったはず)を通って、生野支線四四鉄塔に着きました。ここから更に植林を登りましたが、次の倒木地帯は南の尾根にトラバースして避けました。この付近からは稜線らしくなり、勾配も緩やかになりました。736m地点付近からはさらに道らしくなりましたが、地形図の南に降りる道はおそらくなかったと思います。しかし2009/10/03に下山した道は非常にわかり易くなっていました。この付近からも急な登りで、背の高いススキの生えている場所もありましたが、登山道なので問題はありません。展望も時々あり、東ルートへの分岐(登って来たのは西ルート)もありました。そして白岩山の山頂に着きました。南に向かって展望があります(写真)が日差しが強すぎるので日陰で休みました。山頂には大きな岩がいくつもあり、案内板もあります。見通しの良い日には瀬戸内海や家島を望むことができるそうですが、今回も無理でした。この山には大岩が点在しており、山頂にも岩がいくつもあります。


下山はまず少し植林を歩いて北の970m+ピークから西に植林を降りました。こちらも歩きやすいのですが、方向を確認しながら急斜面を降りる必要があります。南側の谷は伐採されています。標高850m付近で正しい尾根を選べば、また歩きやすくなりました。しかしこの細尾根は途中に大きな岩が連続しています。巻き道があるのですが、両側斜面はかなり急峻なので滑落に注意する必要があります。地籍図根三角点を過ぎ、766m地点から先も植林なので楽でしたが、標高570m付近で植林は終わります。この下は木はまばらで下草はなく、生野支線四六鉄塔に出ました。この送電線の下は木が切られており、巡視路もそこを通っていますが、ススキの茂った斜面なので地面が見えません。日照りも強いので四七鉄塔までは歩きましたが、その先は少し降りて林の中を歩きました。しかしここもススキが茂っており、結局次の四八鉄塔からは巡視路に戻りました。幸いこの先の巡視路は森の中を通っており、陽に当たらずに山から降りることが出来ました。小川を渡って少しススキをかきわけて歩くと、道に出ました。ここからは太陽光発電所と四九鉄塔の脇を通って、生野峠の自動販売機の所で国道312に出られました。ヨーデルの森を覗きながら酷暑の国道を歩いて出発点に戻りました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「生野」です。



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