2022年7月17日日曜日

黒石ダムの東の山

 


丹波篠山市の西の端にある黒石付近は何度か歩いていますが、黒石ダムの東の山並みは歩いてないので行ってみました。登り口は黒石配水場の南の尾根で、道路から見える所に両開きの扉があります。ここから入って植林を北にまわって尾根の先に出て、登り始めました。最初は急勾配で灌木がありますが、すぐに緩やかになって歩きやすくなりました。特に急坂はなく、主尾根の570mピークまで登れました。ここからの稜線は2016/03/12にも歩いています。まっすぐ歩くと東に行ってしまう560m+ピーク、大岩のある570m+ピーク、590m+ピークを過ぎて697mピークに着きました。


2016/03/1にはここから黒石配水場に下山しましたが、今回はここから東に尾根を歩きました。こちらの尾根は植林が多く、問題なく歩けました。緩やかに上下しながら540m+の鞍部まで降りてから640m+ピークまで登りました。ここは丹波市と丹波篠山市の市境となっており、市境を北西に歩きましたが、最初は方向の決まらない急斜面の広い尾根でした。少し降りると尾根らしくなりました。尾根上は自然林ですが斜面は植林されている所がありました。480m+の鞍部は道が横切っており、南の植林を通って下山できそうでしたが、谷は歩きたくないのでまた北西に登り、西に歩きました。やや藪っぽくなりましたが市境をたどり、市境が北に向かうところで別れて西に尾根を歩きました。標高450m付近は分かりにくいのですが、ここは谷が入り込んでいます。このあたりでは枯れた背の高いススキ?が多く生えていて、かき分けて歩くようになってきました。この状況は西に進むともっと悪くなりそうなので、南に尾根を降りました。こちらは植林でさほど問題はなかったのですが、降りると湿地帯で、平らですが歩きにくく、流れを渡って南の植林を下っていきました。斜面を歩くところもありましたが、黒石ダムの周回道路に出られました。


このあとダムの堤防を歩き(写真)、県道292号線を下ったのですが、配水場のある川の東の道に戻る所が問題でした。地形図には実線道があってダムの直下で川を渡れるのですが、この実線道は山椒の茂った藪で、棘に悩まされました。なんとか川まで降りると橋があってホッとしました。この付近は別荘地帯なのですが、荒れた家も多く草も茂っており、歩くには向かない地帯でした。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「谷川」です。



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