2022年3月5日土曜日

上郡町黒石の尻木三角点

 


正確に言うとこの三角点は佐用郡佐用町にありますが、一番近いのは黒石です。とにかく北の秋里川から登りました。円光寺から狭い県道368号線吉永下徳久線を南下し、北のゴルフ場方面への道の入口に車をとめて南に歩き、林道に入りました。整備された林道ですが、最初は両側とも急斜面の植林です。道が川を渡ってしばらく歩くと右手の小さな谷の下に赤い「火の用心」が立っています。ここから急な細い谷を登りましたが、巡視路なので黒プラスチックの階段があり、楽に登れました。登り終わると林道に出ますが、右手を見ると林道の終点にまた赤い「火の用心」がありました。これも急斜面ですがプラ階段で登れます。その先の斜面の道は流されかけていますが、問題なく登れて西播東岡山線三九鉄塔に着きました。ちょっと展望があります。少し南に登ると、新設らしい金属プレートの中坪四等三角点(295.06m)がありました。


ここから南に尾根を歩きましたが、林道がたくさんあります。南に向かう尾根の両側に林道があって、鞍部に来ると交差していました。ただし地形図の破線道とはほとんど一致しません。林道を歩いた所もありましたが、ほとんどは尾根を歩きました。下草がなく、少し枝と倒木が邪魔なくらいで、楽に歩けました。そして林道がヘアピンターンをしている谷に出ましたが、ここは2014/03/08の下山時に出てきたところです。ここからは植林の道を登って2014/03/08のルートを逆に歩きました。414m地点を過ぎて、前にも見た囲われた植林を過ぎ、そのまま北に行きました。ここは北斜面が伐採されていて広く北に展望が広がっています(写真)。この北に少し斜面を降りた所に新設の尻木四等三角点(393.48m)があるはずなので探しました。作業道の名残のような道の脇にありましたが斜面なので見つけにくい場所でした。


三角点から南に戻って、再び東に歩きました。これは車の轍があり、黒石方面に向かうようでしたが、すぐに佐用町の地積図根三角点があり、北に分岐がありました。こちらに向かうとすぐに右側(東側)にお地蔵様があり、下に「左くろいし 右しんじく」と書いてありました。天保15年のものです。この道標の位置はおかしく、おそらく轍のあった道に北向きに置かれているべきだと思います。この道はしばらく続きますがさらに東に曲がっていき、2014/02/11 に登ってきて墓地を見つけた方向に行っていました。今回はそのままその時に登ってきた北の方向に向かいましたが、谷の伐採された西斜面の作業道を見つけてそれを歩きましたが、途中で谷に降りる道があったので降りました。これは間違いで、この谷は荒れていました。踏み跡はあるのですが、ススキが茂り倒木があり、ジャケツイバラがたくさん生えています。結局まともな道になったのは2014/02/11 に鉄塔から降りてきた付近でした。溜池付近には岩手富士産業のCT-20H型バックホートラクタが放置されていました。その北には赤い「火の用心」があって36 37は登りとなっており「車まココまで あるけ30分ぐらい」と書いてありました。36と37は2014/02/11に通っていますがジャケツイバラが多かった谷の両側にあります。ここから尾根に上がれという意味ではなく、林道を歩いて登れという意味でしょうか。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「上月」です。



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