2021年10月16日土曜日

林道カクレ畑線から太田ダム

 


2021/09/26に長谷の高峰に登った時に下山で林道カクレ畑線を使いましたが、今回はこの林道をフル活用してみることにしました。カクレ畑線を登っていき、2021/09/26に降りてきた分岐点を直進しました。こちらが地形図にある道なのですが、すぐに崩落があり、道も終わってしまいました。しかたなしに林道の先の植林に入りました。作業道の名残があって歩けますが、ミツマタなどの木の枝が邪魔でした。北の方にある尾根に向かって植林を横切り、徐々に登りながら尾根に乗りました。この尾根は植林で急斜面ですが、登るには問題ありません。最初からこの尾根を登ってきても良かったのですが、下の方は笹とシダの藪が多いので、この付近から登るのは正解だったでしょう。とにかく真っ直ぐに登っていき、標高630m+付近で一息つくと、ここからは藪っぽくなりました。尾根の南側は植林なので、そちらに寄って歩くと作業道の名残がありました。標高差150mほどを登って760m+付近は急斜面でした。そして巨大な播磨北線三三鉄塔に着きました。尾根上ではなく南寄りに建てられています。鉄塔から少し登ると長谷の方角の展望が得られました。さらに登ると赤い火の用心の札が立っており、駐車場への矢印が北西向きに書いてありました。どんな駐車場なのか見に行きました。北西に尾根を歩くと火の用心の札があってここが駐車場への分岐なのですが、これを見落として真っ直ぐに尾根を歩くと、遊歩道のような階段が作られていました。西側は美しい林で、それを抜けると太田ダムのある上部調整池に出てきました。舗装道路がありますが、ここは車では入って来られないようです。調整池に降りられるようになっていて、水遊びができそうです(写真)。


少し道路を歩くと太田第二ダムの入り口には「協生」「礎」と掘られた2つの石があり、その東側に火の用心の赤札がありました。ここが駐車場のようです。ここから道を歩くと、さっきの尾根の火の用心に戻ってきました。ここから少し戻って駐車場への矢印のあった火の用心から南に尾根を歩きました。最初は立派な植林です。871mピーク付近は木の少ない明るい尾根です。その先、東に鉄塔が見えますが、そちらには行かずにさらに南に歩くと林道がありました。この林道は方角としては東で、行こうとしている方向ですが、林道はどちらに行くかわからないので尾根を東に歩きました。歩きやすいのですがかなり迷いやすい尾根でした。結局林道は一度北に尾根を横切ってから再び南に横切りました。これは2011/06/04に歩いた林道で、最終的には小田原川の方向から来ているのではないかと思います。ここから少し登って、成ト四等三角点(821.42m)に着きました。


下山は林道を使う予定で、2021/09/26の逆コースで尾根を下りました。ネットがあり、それに沿って降りていきました。鞍部まで降りると立入禁止の札のかかった林道の方へ行きました。この北側の林道は東西に延びており、どちらに行くかちょっと迷いましたが、カクレ畑線に繋がっているのは西の方だろうと確信して、そちらに降りていきました。両側にネットがあって、作業の跡が見て取れました。長い林道ですが、よく整備されており、2021/09/26に降りてきた岩だらけの谷でUターンして、カクレ畑線に繋がっていました。計画通りの下山でした。


三角点からネット沿いに降りていく頃に、銃声を聞きました。10発近く響いたのでちょっと焦ったのですが、林道を下山していると軽トラックが降りてきて、猿を駆除しようとしていたのだと説明してくれました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「長谷」です。



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