2021年4月18日日曜日

神河町の障子場三角点

 


このピークには2010/06/06に行っていますが、今回は尾根を真っ直ぐ登ってみました。その尾根とは、猪篠の南の尾根で、播但自動車道の神崎北インターチェンジの北から国道312号線脇の道を北に入ると、墓地がありました。ここからさらに道があり、北向きに歩いて植林に出てきました。植林の中の作業道で尾根に上がりましたが、上がってみると尾根をまっすぐに上がってくる道もありました。尾根は地籍調査がされたようで切り開きがありますが藪化しており、草や枝を払い、倒木を避けながら登りました。かなりの急斜面ですがしばらくは切り開きが続き、途中に大きな岩があってそこで途絶えていました。切り開きは南に行くのかとも思ったのですが、そちらは倒木が多く歩けないので、さらに急斜面の藪を登りました。棘のある木が多くて困りましたが、なんとかここを突破して標高400m付近からは植林になりました。門貝四等三角点(481.76m)の周囲はススキですが、標石は土に埋もれていて探すのに苦労しました。白いポールの北側にありました。


植林を登り続けて、標高570m付近に荒れた林道がありました。さらに登るとポールがありました。アンテナではなく測量用でもなさそうで、国旗掲揚塔でしょうか?すぐに地形図の実線道に出ましたが、これは舗装された林道です。登り方向に荒れた林道が分岐しており、しばらくそれを歩きましたが、北に行きそうだったので再び藪っぽい尾根に戻ると、壊れ気味のネットがあり、711mピークに出ました。北に少し降りて送電線の鉄塔を見に行きましたが、巨大な播磨中央線四〇鉄塔でした。正面に白岩山、遠くに生野も見えます。尾根に戻って、植林を歩きました。辛抱強く登っていくと、南側は伐採地となりました。この付近にはあまり急斜面はなく、主尾根の858mピークに着きました。気持ちの良い植林です。ここからは軽快に植林の尾根を南に歩いて、障子場四等三角点(883.66m)に着きました(写真)。2010/06/06にはこの三角点は無かったようです。


ここからの下山路は、意図したわけではないのですが2010/06/06と同じになりました。最初は植林で、急斜面になりますが作業道があります。これに従って降りていくと、途中の植林には柱状の大きな岩が多く、建築用に使えそうでした。楽に標高600m付近まで降りられました。この付近から少し藪っぽくなりますが木にマーキングがあります。少し藪っぽく、アップダウンもありますが、細い尾根を西に歩きました。そしていきなり急斜面になったと思ったら、丈山三等三角点(486.81m)に着きました。案内板はありませんが、大山城跡です。西には立派な土堀があり、平坦地も何段かあります。ここからの下山は010/06/06には北に向かって苦労していますが、今回は何も考えずに楽そうな尾根を降りていきました。最初は南に、次は西に曲がり、どんどん急斜面になっていきました。荒れた林道がありましたが下りには使えそうもないのでパスしましたが、次の林道は北に下っていきそうなので歩いてみました。しかしこの林道も水平道で、崩落した谷で折り返しており、結局はもともと降りていた付近に戻ってきたので、林道から再び斜面を降りました。藪を降りていくと炭焼き窯があり、その下は地形図にある実線道でした。これは幅の広い林道ですが、法面が高いのでちょっと苦労して降りました。あとはこの林道を北に歩いて、苦労して害獣よけの扉を開けて、猪篠川を渡り、国道312号線に出ました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「生野」です。



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