2020年11月8日日曜日

道谷から六郎谷三角点

 


前回(2020/11/03)に引き続いて紅葉を見に宍粟市波賀町の道谷に行きました。道谷の集落から北に新戸倉スキー場の方へ行き、分岐を東に向かいました。2012/08/27には正面の尾根を登りましたが、今回は東に行ってみると、別荘地帯がありました。紅葉の季節だというのに誰もいないのがもったいない感じです。ここには原横行線四七鉄塔があります。その先の植林の下に送電線の巡視路の入り口があったので、これを登りました。よく整備されており、ちょっと植林を抜けると自然林で紅葉がきれいです。まず原横行線四八鉄塔を過ぎ、紅葉も黄葉も落ち葉もきれいでした。いろいろな種類の木が混ざった、まさに雑木林です。巡視路は黒いプラ階段が整備されており、まだ埋めていないものも積まれていました。尾根を真っ直ぐに登っていきますが、さほど急勾配ではありません。原横行線四九鉄塔、原横行線五〇と、狭い間隔で小振りの鉄塔が立っています。五〇鉄塔を過ぎると送電線とは別れますが、相変わらず雑木林の気持ちの良い尾根で、主尾根に達しました。宍粟市と養父市の境界です。これを西に向かって歩きました。


コナラの多い尾根で、南側は紅葉が目立ちましたが、北側にも紅葉が見られます。冬になるとすべて葉が落ちて風の冷たい尾根になるでしょう。926mピークから下り、前回も通った謎の石積みを通りましたが、碍子が落ちていたので送電線の鉄塔の跡でしょう。それにしては周囲の木の背が高いのは、かなり昔に撤去されたからでしょうか。南側斜面には紅葉が続きます(写真)。北側の紅葉の間から山々が見えました。紅葉を見ながら落ち葉を踏んでコナラの林を歩いて行くと、六郎谷四等三角点(950.5m)に着きました。周囲はコナラの林で紅葉もきれいでした。ここから西に色づいた林を降りて、さらに急斜面を西に降りると、南側が植林になりました。しかし自然林も続きます。尾根が別れる付近で南に向かいました。植林を過ぎて、970m+ピークから南東に急斜面を降りました。しばらくは植林ですが、すぐに自然林になって、909m地点では周囲は紅葉になりました。南にまた斜面を降りて、紅葉の中を南に尾根を下りました。最後は谷が合流する地点に降りましたが、この手前はかなりの急斜面で、滑りやすくて危険でした。


素晴らしい紅葉を満喫できた山歩きでした。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「戸倉峠」です。



0 件のコメント: