2020年11月21日土曜日

豊岡市日高町の妙ヶ谷

 


谷という名前の山というのも不思議です。南西の日畑から登ることが多いようですが、北東の日高町森山から登ってみました。裾を金網で守られた山ですが、ぐるっと回って歩くと入り口が簡単に見つかりました。金網の内側で登りやすそうな場所を探して、植林を登りました。最初しばらくは植林ですが、徐々に紅葉も見られるようになりました。勾配も緩く、特に登りにくいところのない尾根でした。何箇所か急勾配があり、滑りやすいので木につかまって登りました。まっすぐの尾根なので前に登るべきピークが見えているのが励みになります。紅葉は十分に楽しめました。特にオレンジ色が美しい木(写真)を過ぎると、伐採された572mピークに着きました。ここが今日の最高地点です。南に中村の集落が見えました。


ここからは西に縦走しました。まず急斜面を標高差100m程度降りますが、滑りやすく方向もわかりにくい場所でした。国土調査の白い杭に沿って行けば良いということがわかって、だいぶ楽になりました。この尾根も倒木がありますが、枯れ葉と紅葉が楽しめます。そのうちに地籍調査の黄色い杭も加わりましたが、決してわかりやすい尾根ではないので常に杭に注意を払いました。。515mピークの西のあたりの紅葉はきれいでした。北側の展望もときどきありました。尾根が北にれる付近からは竹が増えてきました。この山の上に竹というのも不思議です。尾根上では木と竹が混ざっていましたが、北側斜面には竹やぶもありました。展望はありませんが切り開きで、妙ケ谷三等三角点(529.48m)があります。


下山は妙ヶ谷からさらに西に歩き、北に折れました。真っ直ぐ北に降りて、それから東に尾根を曲がりました。ここで一度竹やぶに突入しましたが、すぐにまた自然林に戻り、紅葉を見ながら降りました。この尾根も真っ直ぐで遠くに観音寺の集落が見えています。わかりやすい尾根ですが、388m地点の北では気をつけないと真っ直ぐ北に降りてしまいます。尾根を降りるなら東に曲がり、最後は植林となりました。林道の終点がありましたが、林道だと大回りになると思って尾根を降りました。最後はちょっと急斜面でしたが、林道に出られました。とは観音寺を通って帰りました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「栃本」です。



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