この面白い名前の三角点は、砥峰高原に行く途中の川上の近くにあります。2024/07/25に行った同名の三角点の西です。川上から県道39号線を砥峰高原方面に走って、「ナガソウ」の道標から登り始めました。2024/07/25にこの付近を歩いた時に、林三角点の西でナガソウへの西向きの道標を見ましたが、この道は地形図では破線道として描かれています。今回はこの破線道で登ろうと思って林道を歩き始めました。最初に堰堤がたくさんある谷がありますが、これを過ぎるともう一つ、堰堤が5つある谷があります。地形図の破線道はこの谷に登るようになっており、実際に分岐点では確かに舗装道路がありましたが、すぐに最初の堰堤の下で終わっていました。これら5つの堰堤を作る段階で古くからのナガソウへの道が消されてしまったことは十分に考えられます。しかしだからと言って林道を延々と歩いて登る気にもならなかったので、この谷の西側の尾根を登ることにしました。幸いに作業道のような踏み跡があり、簡単に尾根に上がれました。最初は植林で、登っていく作業道がありました。この作業道は周囲が自然林になっても続いていました。ところどころ流されて消えていましたが、それでも消滅することはなく、稜線の手前では植林の作業道になり、結局稜線までずっと続いていました。2011/04/17に砥峰に向かって歩いた植林の稜線です。歩きやすい尾根を歩き、シダの生えた植林の900m-鞍部を通って斜面を登ってまで行き、北に下っていって金属プレートのサカノウシロ四等三角点(928.97m)に着きました(写真)。そのまま北に福知川まで降りられそうな感じでした。
下山はいろいろ検討しましたが、南の970m+ピークから東向きの尾根で出発点に戻ることにしました。この尾根は植林が多く、予想外に降りやすい尾根でした。植林が多く、下草もありません。地形図で見ると標高800m付近が一番急斜面ですが、ここも木に掴まらなくても降りられる程度の勾配でした。最後は植林で、県道39号線まで植林なので楽に県道に降りられました。大正解の下山でした。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「長谷」です。
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