3回目というのは、音水湖から阿舎利山には2021/05/14にカラウコ橋の北側から、2021/08/31に日ノ原山経由で登っているからです。今回は町道カラウコ林道線の奥から谷に入りました。ここから地形図の破線道沿いに登っていくつもりだったのですが、東の谷の奥はよく見えず、南向きの谷は歩けそうだったので、南に登り始めました。この付近は荒れていて、道だったと思われるところも山椒が生えていて歩きやすいとは言えません。少し登ると西側の植林に谷沿いの作業道があり、これを登りました。この付近で驚いたのは岩が赤いことで、雨で濡れていることもありますが、相当に鉄を含んだ石なのでしょう(写真)。植林なので谷を登り続けられて、そのうちに上の方に林道が見えました。間伐材を避けて登って林道に出ました。どちらに行ったら良いのかはわかりませんが、東の方向に歩くことにしました。少しずつ登っていく林道でしたが、行き先が分からないので、尾根の先を回る所で尾根を上がっていく道を選択して、ジグザグに尾根を登っていきました。しばらく登ると林道が消えかかったので、低いシダの生えた植林の斜面を登り、稜線に出ました。
ここからは2021/08/31と同じコースです。いったん710m+の鞍部に降りると波賀町有林の標識が倒れており、この先は南のマンガ谷の方向に林道がたくさんありました。稜線上はたまにアセビが茂っていますが、気持ちの良い場所もあります。距離があるとは言え標高差350mを登るので、やや急な斜面も何箇所かありました。南側に見えていた林道は標高950m付近まで続いていました。最後に広い植林の斜面を登って、阿舎利山(1087m)に着きました。引原山三等三角点(1087.36m) があります。静かな森です。
下山は登ってきた方向に引き返して、2021/05/14に登ってきたルートにしました。標高960m付近まで降りると北側下方に林道が見えたので、植林の斜面を降りて、あとは林道を歩きました。あちこち崩壊の進んでいる林道ですが、方向を間違えることもなく下山することができました。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「音水湖」です。
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