2024年6月15日土曜日

大歳神社から白口三角点

 


粟賀町から県道367号線で越知川を東に遡っていき、作畑に近づくと左手の林の奥に大歳神社があります。神社の裏にフェンスがあり、その向こうは急斜面の植林です。しかし少し北に行くと道があり、扉でフェンスを抜けられます。ここは水源となっているようです。左手の斜面は間伐材と草で覆われていますが、ここを登ると美しい植林の尾根に上がれました。ここからは標高差400mくらいの尾根登りです。多少の灌木の藪はありますが、枝が邪魔な程度で抜けるのに苦労することはありません。標高530m付近で少し下がったところは左右の植林の間に作業道があるようでした。地形図通りに標高600mに上がる付近は厳しい登りでした。それを登るとちょっと伐採地があり、また植林が続きました。しばらく整理された植林を気分良く登ると、稜線に出ました。白口三等三角点(814.18m)がありました。伐採されており、ヒカゲノカズラが綺麗でした(写真)。


稜線を北に歩きました。せっかく登って来たのにと思うくらいにどんどん降りていきます。そのうちに最近伐採されたと思われる木が増えてきて、西側下に林道がありました。切り倒された木がたくさん林道に倒れ込んでおり、そのうちに重機が集めに来るのでしょう。ここから少し登り、地籍図根三角点のある732m地点から東に向かいました。この付近はかなり藪っぽくなりましたが、我慢して歩くと次の640m+ピークは植林です。この東は伐採地で、視界が開けて越知川沿いの家が見ます。青いネットが張られていて、それに沿って南東の尾根を降りました。ネットの東側には林道があります。ネット沿いは藪なので少し降りて歩き、金属プレートの長谷四等三角点(604.96m)をネットの向こう側に見つけました。ここまでネットに出入り口はなかったので、適当なところでネットの下を潜り抜けて林道に出ました。ここからは林道で下山しましたが、長い道のりでした。どちらに歩いたら良いのかわからなかったのですが、見たところ谷は荒れていたのでなるべく谷に近寄らないように歩きました。崩落も多く、草が茂っていたり行き止まりもあって、行ったり来たりして、最後は谷を横断することになりました。それでも下山の方向は明確ではなく、最後は谷沿いに降りて再び青いネットをくぐり抜けて土のうの積んである所を通り、また扉を開けて、やっと県道367号線に出られました。この林道での下山は40分もかかりました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「生野」です。



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