2024年5月2日木曜日

桜尾山

 


これは智頭の西、岡山県と鳥取県の県境の山です。「さくらおうざん」と読むらしいです。登山記録を見るとほとんどは南から登っていますが、鳥取自動車道で智頭に行って東から登りました。県道6号線を西に走り、口宇波で新見川と分かれて西の物見峠の方に行き、橋を渡った所から歩き始めました。尾根の先の方に向かって斜面を斜めに登り、尾根に上がれば快適な植林でした。桜尾山までは標高差500m程ですが、3kmもあるのでゆっくり登れました。ときどき腐葉土に銀竜草が生えていました。植林ばかりというわけでもなく、新緑もきれいでした。秋にも来てみたいものです。暗い植林と明るい緑の自然林が対象的でした。ちょっとずつ急斜面がありますが、藪はありません。写真は587m地点の手前です。834m地点に着くと、県境の尾根です。ここも広々しており藪はほとんどありませんが、アセビが邪魔なことはありました。急斜面もあり、特に桜尾山の山頂手前は倒木もあって登りにくい急斜面でした。そこを登り切ると、物見反射板のある桜尾山の山頂でした。反射板には木が迫っていて、反射板として機能するのか心配でした。物見峠三等三角点(956.26m)があります。


下山は県境の尾根を戻りました。登りは迷わなかったのですが下りでは間違いやすい所がたくさんありました。834mピークからは南に県境の尾根を下りました。美しい植林です。そのまま降りていくと物見峠ですが、途中から東に尾根を下り、金属プレートの白玉上四等三角点(746.61m)に行きました。ここから北に降りようと思っていたのですが、意外と急斜面だったのでさらに東に尾根を降りました。標高550m付近まで下ると東側に林道が見えました(その前に北側にも見えました)。降りようと思っていた東向きの尾根を林道が巻いていました。ここは林道を歩かず、さらに尾根を降りて、次に林道と出会った所から林道を下りました。あまり大回りせずに県道6号線の上に出てきましたが、そのまま林道を北に歩くといつまでたっても県道には繋がらず、ついには林道は終わってしまいました。これは航空写真を確認すべきで、県道へは南にある県道のカーブの所でつながっていたのでした。しかたないので急斜面を降りて墓地の所で県道に出ました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「大背」です。



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