2024年1月8日月曜日

宍粟市の峠三角点



宍粟市山崎町から西に県道53号線を走り、中国自動車道と並走して切窓峠を過ぎた先の、携帯のアンテナが立っている所に林道の入り口があります。ここから山に登りました。この林道はかなり長く、航空写真でも見えますが、最後は山頂近くで終わってしまったので、少し藪を抜け、植林を歩いて山頂に着きました。ここにあるのが金属プレートの峠四等三角点(404.27m)です。


ここからは尾根を縦走です。この日は雪がうっすら積もっていましたが、最初正しい方向を見つけるのに苦労したものの、藪はなく植林もあるので楽に歩けました。しばらく歩くと赤い「火の用心」があり、すぐ先に紅白の播磨西線五八鉄塔がありました。ここからは関電の巡視路で、ますます軽快に歩けました。その先の460m+付近は2008/11/29に東の尾根から上がってきた場所ですが、西側に林道がありました。この林道は尾根に並走しており、北に行くと左右二本に別れ、その真中を歩くと三谷三等三角点(475.72m)に着きました。


三角点からは北に降りましたが、地形図の破線道に相当する道があります。付近は林道が多く、藪より林道がベターと思った所では林道を歩きました。林道から外れて再び破線道を降りていくと、よく整備された林道に出ました。林道塩田葛根線らしく、林道なのにストリートビューで通ることもできます。降りた地点には赤い「火の用心」もあって、ここまで巡視路だったようです。峠なので二体の石仏が祀られていました(写真)。しっかり冬支度されていました。


峠の北にはネットが張られていますが問題なく尾根に上がれて、だいぶ藪っぽくなってきた尾根を北に歩きました。390m+ピークを過ぎて下りになると藪になり、その先の鞍部は林道の切通になっていたので、東の植林の方へ行って林道に降りました。この鞍部は地形図にはなく航空写真では確認できる林道が通っています。林道の北側は青いネットが張られていたので、それを避けて西側から尾根に上がりました。この尾根はかつて植林されたようで、その時に苗をプラスチックの筒に入れて植えていますが、木が大きくなって窮屈そうに見えました。プラスチックを割って成長している木もありました。藪っぽい尾根を西寄りに歩き、430mピーク付近から西に行くと林道がありました。あとは林道を降りて塩田葛根線に出ました。これは2011/03/27のコースと同じです。2時間半ほどの雪山歩きでした。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「土万」です。



0 件のコメント: