2024年1月13日土曜日

赤磐市の滝城山と牛神山

 


滝城山は旭川東岸にある城山です。県道27号線から旭川沿いに県道81号線を北上すると、道幅が1.7mと極めて狭くなり、そこを抜けると道幅が広がって田土に着きました。ここから地形図の破線道で滝城山を登ろうとしたのですが、民家を避けて急斜面の藪を登ることになりました。実際この破線道は見つからず、藪を登り、途中から南の支尾根に上がりました。藪はかなり解消して楽になりましたが、登りは続きます。230m+のピーク付近からは踏み跡がありました。しかし登るにつれてシダ藪になり、急斜面では踏み跡を何度か見失いました。歩きやすい所もシダ藪もあり、地形がなんとなく人工的だと思って、ここが城跡だということを思い出しました。滝城山の山頂には山名の札があるだけで、藪です。木々の間から旭川の川面が見えており、重要な山城だったことがわかります。


山頂から北に歩こうとしたのですが、北に降りる付近は背の高いシダ藪で迷いました。その先も灌木の藪がきつくて枝をかき分けながら歩きました。踏み跡の無い藪をしばらく歩くとマーキングがあり、踏み跡が確認できました。しかしすぐに藪に消えてしまいます。楽そうな方向に踏み跡を探しながら歩くと尾根をさまようことになりました。そしてちょっと高みに上がると神社がありました(写真)。かなり立派なもので、かつてはこの付近までもっとマシな道があったものと思います。瓦もあったので、かつては瓦葺だったのでしょうか。


神社から北に降りるところは意外と急な藪で、降りてからも藪が続きました。しばらく北上して少し緑が増えたと思ったら道がありました。地形図の破線道でしょう。植林もあります。少し藪っぽい場所を抜けて地形図の実線道に出ました。しかしこの道は横切るだけで、またマーキングのある踏み跡を北上しました。藪っぽいのですがマーキングは続きます。途中で何度か道に出て、最後に道の脇に牛神山への道標を見つけました。ここから先も藪っぽいのですが、山頂にあがると壊れた小さな祠があり、牛神山の山名のプレートもありました。牛神山からはさらに西を歩きました。こちらもシダやササが生えていますが、植林になると道がありました。これを降りて、田土に戻りました。3時間ほどしか歩いてませんが、藪が多かったのでこれ以上歩く気にはなりませんでした。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★★

地形図は「金川」です。



0 件のコメント: