2024年1月21日日曜日

五十波から登る長水山

 


雨上がりなので藪を避けようと思い、登山道の整備されている長水山に登りました。山崎町五十波に長水山の登山口があります。ここから林道を歩き、終点が実際の登山口となります。ここから標高差250mをジグザグに登ります。曲がり角にはネットで防護して植えた木がありますが、うまく育っているようには見えません。急な登山道ですが、よく整備されています。途中に井戸の跡というか水溜りがあり、それを過ぎるとすぐに石垣が見えます。山の上には壊れた家屋の跡と、まだ使われている家屋があり、山頂には信徳寺があります。これらの建材をどうやって運んだのかは、興味深い点です。南のピークからは瀬戸内海まで見えます(写真)。蔦沢2三等三角点(584.16m)はお寺の裏の不動明王像の背後にあります。


下山はまず尾根を歩きました。2017/10/09の逆コースです。手入れの行き届いた登山道で軽快に歩けました。階段も下りではあまり邪魔になりません。431m地点を過ぎ、408mピークを過ぎ、林間広場への分岐を通り越し、全く展望のない展望舎を過ぎ、さらに尾根を歩き、急階段を登って五十渡四等三角点(412.47m)に着きました。南は植林です。登山道は南に下りますが、ここを東に歩き、北への尾根を探して降り始めました。尾根を見つけてしまえば、特に障害もない落ち葉を踏んで歩ける尾根ですが、どんどん急になりました。そして岩場の上に出てしまったので、西側の谷に作業道の跡らしい場所を探して降りていきました。かなりの急斜面ですが若い植林で、木の間隔がわりと狭いので木に掴まって降りました。そのうちに谷の中央に窪んだ場所があって、これが地形図の破線道と一致していました。そのうちに破線道が道らしくなり、梯川が見えてきました。川の西側はかつては耕作地だったようで、平坦で石積みがあります。問題は橋が無いことで、北に歩き、最初に歩いた林道に沿った谷川に出ましたが、ここも渡れません。少し遡ると鉄管を4本並べた橋がありましたが、雨上がりで濡れた鉄管を滑らずに渡れる自信はなく、もっと谷を遡り、細くなった所でエイヤと渡りました。あとは林道を下りました。


展望 ★★☆

藪山度 ★★☆

地形図は「山崎」です。



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