2023/01/15に矢野町榊から北の通信塔の方に登り、廃村黒蔵がソーラーパネルで埋まっているのを確認して来ました。その時は尾根で登って谷を降りてきたのですが、今回は矢野町釜出から山を歩いて黒蔵に行ってみました。まずは黒蔵の八柱神社に向かいました。地形図ではここの裏から急斜面を破線道が上がっていますが、伐採地で歩きにくそうだったので踏み跡を探して楽そうな方向から登りました。結果として南寄りを226mに向かって登ることになりました。かなりの急斜面で、木に掴まって登りました。登り切ると尾根は木が少なくて気持ちの良い場所でした。北に歩いていくと、地形図の破線道付近に東からマーキングの付いた道が上がってきていました。後で気づいたのですが、これはおそらく関電の巡視路です。登り始める前にもっとよく探すべきでした。
この先は標高差200mの登りがあります。道があるので登っていくと、西播線五〇鉄塔がありました。展望があって、播磨道や宝台山が見えます。この先は道はありませんが、障害物はありません。尾根は曲がりくねっていて、時々方向を確認する必要がありました。398mピークは岩がありますが、人工物はありません。なんとなく道らしいものが現れ、シダ藪になったと思ったら、播磨線二二鉄塔に出ました。この先も尾根を歩きましたが道があり、どうやらずっと巡視路だったようです。地形図で破線道が西に曲がっている所の北に、「火の用心」がありました。黒蔵に行こうと思ってさらに北に歩きましたが、標高390m付近で金網に突き当たりました。金網沿いに東に歩いてみましたが、ぐるっと回ったところで大きく金網の下が崩落している所があって、歩けなくなりました(写真)。上を見上げるとソーラーパネルが見えます。結局ここから引き返しました。
下山は巡視路を使いました。地形図の破線道で、整備されています。急斜面を降りると播磨線二一鉄塔があり、さらに降りていくと石積みがあり,水路があって、播磨道の下を水路と一緒に潜りました。この後は舗装道路ですが、金網の扉に突き当たりました。この付近の道路は播磨道の管理道らしく、どこも扉には鍵がかかっています。2007/1/6にはなんとか付近に扉を見つけた記憶があるのですが、今回は見つけられず、結局西側の急斜面を登って尾根に上がりました。この斜面は落ち葉で滑りやすくて、木に掴まって登るのも危険でした。登ってしまえば2023/01/15に登ってきた道なので、南に降りていって出入口から金網を出られました。高速道路は山歩きの敵です。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「二木」です。
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