2022年10月15日土曜日

北から登る大原の星祭山

 


星祭山には2014/08/31に南から登りましたが、今回は北から登ってみました。北というのは大原から三九郎稲荷神社の前を通って谷の舗装道路を西の金谷の方向に登っていき、川上ダム方面の道と出会った所の尾根です。尖った尾根ですが先端は登れるようになっています。最初はすごい細尾根で、盛り上がった馬の背には苔が生えている状態ですが、少し西側に降りると楽に歩けました。最初は藪ですが尾根が広くなると灌木も減って歩きやすくなり、さらに植林になりました。しかし急斜面が続きます。木に掴まって登るような所はありませんが、たまに少し降る所があってもすぐに急斜面の登りになります。470m+の小ピークに登り、一旦下ってからまた頑張って登ると、真船四等三角点(505.18m)がありました。周囲は植林です(写真)。このあとは緩やかではありますが登りで、490m+を登って下って、最後の厳しい斜面を登ると580m+のピークに出ました。ここが今日の最高地点です。気をつけないと南に降りてしまいます。ここからは2014/08/31の逆コースとなり、東に稜線を歩いて575mピークに着きました。ここが星祭山らしいのですが、相変わらず何のプレートもありません。北に展望があって大原の町や大空山の方向がよく見えました。


山頂からは南東に歩きましたが、倒木の多い荒れた里山です。まずNHKの桂坪立石テレビ共同受信施設がありました。アナログで撤去品とかシールがありましたが、電源は入っているようでした。さらに歩くと広い尾根に人工的な溝が作られています。2014/08/31に登った時は迷いようがなかったのですが、下りとなるとどちらにも行けてしまいます。急な斜面を南東に降りる所は人工的な地形なのですが道を見つけるのに時間がかかりました。急斜面を降りきると植林になり、道路に出ました。これは山麓の碑によると「城山登山道」で、施工したのは陸上自衛隊だそうです。もちろん竹山城跡にも行けますが、今回もアンテナの保守に車が何台も上がってきていました。城跡からの眺めは良好で、駒ノ尾から後山の方向がよく見えます。南側にも展望があります。あとは舗装道路で下山し、大原宿を通って出発点に戻りました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「古町」です。



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