2021年9月19日日曜日

北から登る西粟倉村の知社三角点

 


2021/07/25にも登っている西粟倉村の知社三角点ですが、今回は北から登ってみました。起点は塩谷にある、あわくら温泉の元湯です。この裏から山に林道が延びています。これは谷に作られており、東側の尾根は伐採されています。林道がなければ歩けない谷で、林道はジグザグに登って意外と長く続いていました。最後は谷の奥で終わってしまいましたが、急斜面の植林に作業道が残っていて、すぐに尾根に上がれました。この付近には突き出した大岩があり上に乗ることもできます。この尾根は歩きやすく、楽に登れて650m+ピークに着きました。ここからは主尾根歩きですが、尾根の両側少し下に林道があります。そのまま歩くと尾根上で林道が交差しますが、その後も尾根の両側に林道が並走します。尾根は西に向きを変えて、北側の林道は下っていくようでした。700m+ピークではいったん南に曲がってまた西に歩き、ずっと植林を歩きました。伐採された木が転がっており、膝くらいまでのシダが生えていて躓きそうなところもありました。南側の林道はずっと続いているようでした。732mピークは小高いピークで周囲は植林と自然林で良い感じでした。732mピークから南に歩くと地形図で破線道が尾根を横切っていますが、ここは実際には四差路になっています。そのまま鞍部を横切って正面を登ると灌木が少しありますが、また植林歩きとなります。この付近は2016/09/10に南から登ってきたところです。植林の少しだけアップダウンのある尾根を歩き、見上げると見慣れた通信塔が立っていました。線が切れていて使われている様子はありませんが、立派なものです(写真)。近くには知社三等三角点(768.47m)があります。


下山は林道を使うことにしました。尾根を西に行けば立派な林道が尾根を横切っているのですが、通信塔を立てた時に使ったらしい林道があるので、それを降りました。シダや低い松が生えていて最初は見失いそうになりましたが、ターンして北に降りていっていました。やや荒れていますがだんだん歩きやすくなったところでT字路になりました。左右どちらに行くか迷いましたが、あまり荒れていない西側に行ってみました。少しずつアップダウンして長く続きましたが、最後は尾根で終わっていました。この尾根をまっすぐに降りるのが早道だったと思いますが、林道にこだわってT字の分岐まで戻り、反対側に行ってみました。こちらは荒れ気味で、倒木だらけの谷に出てきました。いちおう谷沿いに道があり、降りることができました。途中に堰堤がありましたが、倒木が何本か乗っかっていました。途中で道が川になっている所もありましたが、最終的には舗装された林道まで降りることができました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「坂根」です。



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