2021年9月5日日曜日

千種川から登る植松山の北西の山

 


ちょっと説明しにくい山ですが、カンカケ越から植松山に登る時に通る山に西側から登ってみようという試みです。千草から北に向かうと、ちくさ高原の方に分かれる手前の千種川沿いに河内地区処理施設という排水処理施設があります。「高羅鉄山遺跡」という看板の付近です。施設の右手に扉があり、そこから橋を渡って植林に入りました。よく手入れされている道です。地形図ではこれよりも山側に破線道が描かれていますが、荒れてしまっているようです。植林の中を千種川沿いに歩いていくと、482mピークの東の鞍部に登るようになります。ここからは尾根の急斜面を登りました。植林から自然林になりますが足元はしっかりしています。612mに登り切ると目の前に美しい自然林が広がりました。せっかく登ったのですが、鞍部に降りると北から地形図の林道が来ていました。それを渡ってまた斜面を登りました。これもかなりの急斜面ですが、木に掴まらずに登れました。それでも標高差100m以上を登って、やっと尾根に出ました。これを登りましたが、勾配はさほどではなくても岩の多い尾根でした。なんども大岩を巻いて登りましたが、特に946mピークの手前には大きな岩が聳えており(写真)、南側を巻いて登りましたが、その先では今度は岩の上に出てしまいました。つまり946mピークは両端を崖に挟まれているのです。降りられないので少し戻って急斜面を木に掴まって斜めに横切って鞍部に降りました。ここは踏み跡らしきものがあって助かりました。このあとも大岩はどれも巻いて登りました。標高1000mを越えると岩は減ってきて、灌木が多少増えました。そして1150m+ピークに着きました。北の端まで行くと少しだけ自然林を伐採して植林してありますが、植えた苗は枯れているものが大半でした。ここから北の1178mピークまでは2020/12/10に歩いています。途中で音水湖が見えました。。


地籍図根三角点のある1178mピークもちょっと伐採して植林してあります。ここからカンカケ越まで降りて林道で下山するのが普通だと思いますが、ショートカットを試みました。1178mピークからは西に尾根が延びています。これを下りました。最初は楽に降りられましたが、そのうちネットが張られて北側は高さ5mほどの木がびっしり生えていました。正面にちくさ高原が見えます。この尾根には大岩はあまりありませんが、かわりにネットと藪があります。標高940m付近から下は藪が増えました。急斜面もあり、標高800m付近は激坂でした。最後に林道に降りるところは法面が降りられず、カーブのところの茂みを抜けて降りましたが、服が土まみれになりました。あとはカンカケ三室林道を降りました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「西河内」です。



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