2019年10月9日水曜日

養父市大谷の石原奥山・三宅三角点

2019/4/13に八木城跡から北の山に登った時に、もっと西の山も歩きやすそうだと思いました。そこで今回は大谷から北の山に登ってみました。航空写真で見ると大谷から林道が作られており、それを利用できそうですが、大回りになりそうなので、大谷稲生神社から裏の尾根に登ってみました。尾根先の高い所にあって見晴らしの良い神社です。裏から簡単に山に入れますが、急な植林です。ちょっと頑張るとやや平らになって、尾根上は自然林となりました。木がまばらで気持ちよく歩ける尾根ですが、標高300m付近はかなりの急斜面で、木に掴まて登りました。444mピークから北に降りる所は西側が植林で東側が自然林ですが、ここも気持ちの良い場所でした。そしてちょっとピークを越すと道路がありました。「森林管理道 八木谷・大谷線」だそうですが、幅が4mあるので未舗装とは言え豪華な仕様です。平成25年度と新しいので立派な道で、法面は木材で固められており、登れません。少し西に歩いて谷から再び尾根に戻りました。

この先も登りが続きますが、気持ちの良い尾根です。543mピークを過ぎ、その北は地形図に破線道が描かれていますが、たしかに道がはっきりしました。場所によっては溝になっています。破線道は西に折れて行くのですが、ここを真っ直ぐに730m+ピークに登ってみました。かなり急斜面なので、破線道で主尾根まで行って東に戻るほうが楽そうでした。730m+ピークからの東西に走る主尾根も植林が多く、歩きやすいのですが、支尾根が多くややこしいので注意が必要でした。そして石原奥山四等三角点(685.81m)に着きましたが、シダの下に隠れていて、危うく通り過ぎるところでした。ここから尾根は南に曲がりますが、植林が続きます。たまにある自然林もきれいでした。その先の632mピークから先の尾根は、地形図で分かるように北側は急斜面です。じっさい覗き込むと怖いくらいでした。細尾根かと思うと意外とそうでもなく、時々枝が邪魔な所はありましたが、滑落しそうな所はありません。とは言うものの、尾根が南東に曲がる付近は岩の上を歩くので、高所恐怖症にはちょっとつらい場所でした。石原方面が見えます。そして急斜面を登ると、三宅三等三角点(622.61m)に着きました。北側に展望が開けています(写真)。空が真っ青でしたが、北風が寒く感じられました。730m+ピークまで90分、ここまでさらに90分かかっています。

下山は地籍調査のピンクテープのある尾根を、真っ直ぐ南に降りました。素晴らしく歩きやすい尾根でした。452mピークまでは一気に降りられましたが、西側の尾根に降りようとして尾根を探すのに苦労しました。さらに少し降りてからが急斜面で、掴まる木が生えていないので何度か転びました。そこを過ぎるとたまに藪っぽい所がありますが、気持ち良く植林を降りられました。最後は神社の向かいの山に墓地があったのでそこに出ようと思って南側の尾根を降りました。最後は急斜面でしたが、墓地に出られました。

気持ちの良い山歩きでした。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「関宮」です。

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