2019年10月22日火曜日

毛谷から登る智頭の海上山

海上山には2018/06/02に西の智頭の方向から登りましたが、今回は東側の毛谷から登ってみました。2018/08/29に近くの西野から海上山の北に連なる山に登った時に、毛谷登山口への標識があったので登山道があるのかと思っていました。

登り口は毛谷の北に入る谷の入口の所なのですが、ここは資材置き場というかゴミ捨て場になっており、その後ろは岩がせり出しています。ここを登るのは難しそうなので、まず林道を少し登りました。そして林道が谷の東側に渡った付近に、南に延びる林道(森林作業道 小火打一号線)を見つけました。良い具合に尾根の先を回っていて、一番先の所で終わっていました。ここから尾根を登りました。さほど急斜面でもなく、しばらく登ると大内用瀬線4鉄塔に着きました。郷原四等三角点(496.59m)もあって、展望が広がります。ここには巡視路が上がってきており、ということは巡視路で登るという手もありました。

この先は巡視路を歩きましたが、最初は美しい植林の中の林道を歩きました。それから大内用瀬線5鉄塔、伐採地に出て少し歩いてやや大きめの6鉄塔を過ぎて、自然林の森に入りました。西からの林道の終点を過ぎて急斜面になると黒いプラ階段があって、植林を登ると眺めの良い伐採地の7鉄塔です。ここから伐採地を登って682m地点の8鉄塔に向かいましたが、この付近の景色はなんとなくシュールでした(写真)。682m地点は林道が尾根を横切っていました。送電線はここから2018/08/29に登った峠地蔵の方へ行ってしまうのですが、海上山へは尾根を登り続けました。ここも登りやすいのですが、北風が強くて寒いのには困りました。そして主尾根の790m+地点(海上山最高地点)は、下から見上げても松の木が1本見えて目立っていました。アプローチはちょっと灌木が邪魔でしたが、ピークに出ると素晴らしく展望の良い場所でした。そして木々が少し色づいてきた主尾根の広々として林を抜けて、海上山に着きました。智頭山三等三角点(785.24m)があります。広い場所ですが、今回始めてここが栗林だと気付きました。

下山はまず2018/06/02と同様に南東の尾根を降りましたが、最初はちょっと間違えました。細い尾根が正解です。ネットがあります。前回は西に折れた740m+ピークを真っ直ぐに南東に降りて、次の710m+ピークを少し西寄りに行ってから再び南東に降りました。ここまで特に障害物はなく、歩きやすい尾根です。ここで予想どおりに林道に出ました。尾根をぐるっと水平に回っています。これを東に歩けば下山できそうでしたが、かなり大回りのようですし、尾根も歩きやすいので、そのまま降り続けました。しかし、次の615m地点付近を何も考えずに歩いていたら、行こうと思っていた南の長い尾根ではなく、東の尾根を降りていました。この尾根も植林で歩きやすいのですが、問題は地形図でわかるように最後は林道の法面上に出てしまうことです。実際に降りてみるとかなりの高さのコンクリートの法面で、無理はせずに南に斜面を降りていって、谷に出てから林道に降り立ちました。

登りは伐採された場所を通りましたが、草が生えていないので助かりました。何年かたつと背の高い草で覆われてしまうかも知れません。

展望 ★★☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「郷原」です。

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