2020年8月5日水曜日

若桜の小平谷三角点

 


これは若桜の街の北側、角谷川と屋堂羅川に挟まれた山並みです。登り口は八東川を渡って赤松団地を過ぎた東側です。金網などはないので、草むらを抜けて植林に入り、倒木や下草を避けながら急斜面を登って尾根に上がりました。登ってしまえば歩きやすく、少し歩くと一旦下りになります。ここのピークは展望はありませんが砦くらいあっても不思議ではない場所でした。長い登りになりますが、植林も自然林も良い感じで、猛暑の中でも気持ちよく歩けました。424m地点のような平坦な場所に来ると木が少し減って広々した感じになります。特に特徴はありませんが下草も藪もない尾根で、マーキングもひどい急勾配もありませんが、たまに踏み跡があります。長々と歩いて、小平谷三等三角点(604.75m)に着きました。ここも特徴のない林です(写真)。


さらにちょっと東に歩くと、西のほうが少し見える場所がありましたが、ほぼ展望は望めない尾根です。少し荒れた感じにはなりますが、歩きにくいというほどではありません。尾根を間違えないように572m地点の方に向かい、その後も曲がった尾根を辿って、少し下ってから初の急斜面を登って610m+に上がりました。特に風景は変わらず、ちょっと藪っぽいなと思いつつ、674mピークは東側を通り過ぎて行きました。下山をどうするか悩みつつ688mピークに来ると、その先は間伐されていました。下に林道がありそうだったので伐採された木の間の斜面を降りました。出てきた林道は尾根に達しているようだったので、真っ直ぐ尾根を東に歩けばよかったようです。この付近は急斜面が多いのでこの林道はとても助かりました。どちらに行けば降りられるのかわからないのが悩みどころでしたが、なんとなく下に向かってキャタピラの痕に泥が固まった道を降りていくと、角谷川まで降りられました。地形図で実線道が終わっている付近です。伐採作業が行われていましたが、出くわさずに降りられました。ここからは1時間近くかけて角谷川を下って出発点に戻りました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「若桜」です。



0 件のコメント: