2022年12月29日木曜日

鞍居川から登る神明寺三角点

 


2007/04/27に小野豆を通って上郡まで稜線伝いに歩いたことがありますが、今回はその一部を鞍居川から登って歩きました。まず県道28号線で今川の付近まで行き、公衆トイレの前に車をとめて、南に橋を渡って歩き始めました。害獣避けの扉を通り、奥の道に進みます。幅の広いコンクリートの道が続きます。幅の広い谷です。谷の奥の付近で道は曲がりくねっていますが、分岐がいくつかあります。この付近は地形図でもわかるように比較的平坦で道がたくさんありますが、畑ではありません。北の方のルートを歩き、切通しを抜けると地形図では右手に溜池があります。降りていくと「新山寺裏池」という札がありましたが、水はありません。そのまま道を歩きつづけると五叉路や三叉路があり、南に曲がって少し登ると、可愛らしい顔のような祠が2つ並んだ小屋のある所に出ました。大正時代の雨乞いの跡と書かれています。その裏に、留山三等三角点(435.24m)がありました。


この先も歩きやすい尾根ですが、低い松が茂っていると思ったら、その先が送電線の鉄塔の跡でした。ここはちょっと南に行き過ぎで、戻って西に歩き379m地点を過ぎ、南に歩くと細く尖った土手のような道になりました。北側下には林道があります。それを過ぎると太い赤リボンのマーキングがあり、南に歩き続けると、神明寺四等三角点(334.3m)に出ました。素晴らしい展望が広がります。写真は宝台山をバックにした標石ですが、高田台から千種川まで見渡せます。さらに南に降りられるようでしたが、砂地の急斜面でした。木の幹や枝で作ったトイレもありましたが、ドアはないので中は丸見えです。


神明寺三角点からは北に戻り、尾根をさらに西に歩きました。細い木がやや密に生えていますが、道があります。そして上郡線一六鉄塔に着きました。地形図とは場所が違っています。西の地形図の送電線の場所には碍子が落ちていましたが、鉄塔の足も残っていません。西に尾根を降り、北に曲がって255mピークは東側の杣道で巻いて北の尾根を降りました。上郡線一七鉄塔は地形図通りの場所にありました。ここまで2007/04/27とほぼ同じルートですが、ここからは北に向かって尾根を降り続けました。尾根上が藪の所は巻いて降りましたが、最後はシダの茂った急斜面を作業道を探して降りることになりました。足元が見にくくて危なっかしかったのですが、なんとか林道に降りられました。そのまま水のない笹ヶ谷池を過ぎて、県道28号線に戻りました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「二木」です。



2022年12月26日月曜日

上郡の小棟・阿曽山三角点再び

 


これは2010/01/11に歩いたのとほぼ同じコースですが、Google Mapを見ていて、登り口の稗田の谷に「旧鞍居小学校」と書いてあり、それが気になって見に行ったものです。県道28号線から少し南に入ると水道の加圧施設があり、そこに扉が2つあります。この扉は油がしっかり塗ってあるので、気を付けないと手が汚れます。左の扉を開けて道を登っていくと、まず小さな横谷小池があり、その先に横谷池があります。その間の平地が旧鞍居小学校跡地なのですが、ガラクタの置かれた潰れかけた大きな納屋があるだけでした。あとでネット検索すると、旧鞍居小学校は鞍居川の反対側でした。騙された気分で、気を取り直して扉まで戻り、もう一つの扉の方に行きました。こちらは急斜面に立派な階段が作られています。コンクリートの偽丸太の階段で、標高差50mくらい登りましたが、上にあったのは鞍居第二配水池(実際はタンク)でした。道はそこで終わりなので、近くの急斜面を登りました。尾根に上がると、東側に送電線の鉄塔がありました。これは尾根からシダの急斜面の道を降りた所に立っており、近づくのは危険なのでプレートは読みに行ってませんが播磨西線です。歩きやすい尾根を歩いて194m地点を過ぎ、登りですが割とご機嫌な尾根歩きでした。次の鉄塔は播磨西線一二鉄塔です。ここからは巡視路で、尾根上の次の鉄塔は上月支線九鉄塔でした。ここには南の谷へ巡視路の分岐があります。この谷にはたくさんの送電線がかかっていました。ちょっと登ると小棟三等三角点(376.45m)のあるピークに出ました。良い感じの林です。ここからは2010/01/11と同じコースを歩きました。


気持ちの良い尾根で、途中の共同アンテナは昔と違って取り壊されていましたし、ネットも10年間でだいぶ壊れたらしく歩くのには差し支えありません。ネットがなくなってからは道の跡らしきものもあり、東急の標石のある稜線に出ました。これを東に歩きましたが、しっかり道があります。ただし道なので斜面は落ち葉で滑りやすく、どちらかと言えば道を避けて歩きました。標高400mの端に来ると北に急斜面を降ります。ここには「峠地蔵」と「源重郎池」への直角に曲がった矢印の描いてある案内板が地面に落ちていました。地面にあったので方向が分かりませんが、源重郎池は小河の方にある溜池(Wikipediaに載っている)です。急斜面を降りるとお地蔵さんがあり、ここは地形図通りに峠を道が横切っている感じでした。北に道を歩いていくと、西側下に地形図にもある池がありました。これは鴨池という溜池ですが、ずいぶん山奥に作ったものです(写真)。ちょっと登ると阿曽山四等三角点(425.59m)で、ここから西の尾根に向かい下山しました。2010/01/11と同じような場所を迷いつつ降りていきました。ずっと歩きやすい尾根が続きますが、最後は踏み跡を辿って降りていったら、前回とは違って東寄りに急斜面を降りることになり、林道に出ました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「二木」です。



2022年12月24日土曜日

西播変電所から登る宝台山

 


相生の北にある宝台山は何度か登っていますが、今回は北の西播変電所付近から登ってみました。県道5号線を西に走り、西播変電所を右手に見ると溜池があり、その付近に赤い「火の用心」が立っています。これは地形図の破線道の位置と一致し、関西電力の巡視路の入り口です。植林に入っていくとピンクのマーキングがあり、斜面へと誘導されて行きます。ここから斜面をジグザグに登るのですが、かなり流されており、落ち葉が積もった上に今日は雪も少し載っていて、滑りやすい道でした。それでもしばらく辿ることはできましたが、最後には道がなくなりました。付近を探すと斜面にトラロープが下がっていました。トラロープで登る巡視路とは珍しいものです。ここを上がれば複雑に高圧線が曲がっている南赤穂線一四鉄塔と赤穂火力線四一鉄塔で、西播変電所がよく見えました(写真)。鉄塔ひとめ20本、という眺めでしょうか。


あとは巡視路を歩きました。途中に赤穂火力線四〇鉄塔への分岐がありまし。歩き続けると小さな谷で道が怪しくなり、マーキングも見つからなくなりましたが、そのまま谷を渡ると道が続き、赤穂火力線三九鉄塔に着きました。この付近は地形図の破線道からは外れていました。今日は巡視路を歩くと決めていたのですが、ここは禁を破って379mピークに行ってみました。特に何もなく、西側は植林です。ここから尾根沿いに巡視路を歩くと、管理用の舗装道路に出てきます。KDDI管理地に小さなアンテナがあり、その先はJ-PhoneのJPK相生西局、大きなパラボラ付きの兵庫県の宝台山中継所があります。その先に牟礼へ降りる道があります。舗装道路を戻って大きなドコモの通信塔を過ぎて藪を上がり、シダ藪の中に若狭野二等三角点(378.72m)を見つけました。白いポールが立っていますが、杭と三角点はかなり離れています。


下山は舗装道路を少し降りていき、再び巡視路に入りました。ここは黄色い道標が立っています。最初に相生火力線二八鉄塔への分岐があり、相生火力線二九鉄塔への分岐があります。この先も巡視路は尾根上に続きますが、かなり急斜面です。ときどき道を見失いそうになりましたが、たいていはマーキングがありました。そして西播龍野線三鉄塔と相生火力線三〇鉄塔に着きました。地形図とは違ってすぐ近くに立っています。西播龍野線が下を潜っているため、西播龍野線三鉄塔は珍しく低いもので、手が届きそうです(届きませんが)。もちろん登れないようにしっかりガードされています。ここからの下山は最初と同じように急斜面をジグザグに降りましたが、マーキングがありません。途中で道を間違えたと思いますが、最後は斜面を適当に降りて谷に出られました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「二木」です。



2022年12月19日月曜日

寒河の深谷三角点

 


この三角点は赤穂線寒河(そうご、ローマ字だとSogo)駅の南の山にあります。藪を覚悟で行ってみました。登れそうなところを地形図で探すと、駅の南に墓地があります。寒河墓地ですが、墓地の奥まで登るとその先も登れるので上がって行きました。石積みのある斜面ですが、木はまばらです。しかしそのうちに急斜面になってきたので南側の尾根の方へ移動しました。岩も多少ありますが、砂地に落ち葉が載っている斜面なので気をつけて木に掴まりながら登りました。振り返ると枝の間から日生湾が見えます。尾根の上の平らなところまで登ると枝もなく、日生大橋が見渡せます。180m+ピークには共同アンテナの残骸がシダに埋まっていました。この先しばらくシダはなかったのですが、笹が生えています。歩くには大きな支障はなく、230m+には南を見渡せる展望地がありました。小豆島が見えます(写真)。しかしここから東斜面の下りは灌木の藪で、枝を払うのに疲れました。ひどい急斜面ではないのでなんとか鞍部まで降りて、少し北に歩くと小さな溜池がありました。ここの破線道はあるような無いようなです。


さらに東の斜面を登りましたが、ここはかなり厳しい藪でした。シダの塊につっこまないように、地面の見えている所を探して登りました。尾根の中央付近はシダに占められており、西寄りに登りました。登ってからはシダは減りましたが灌木の密度が高く、枯れ枝を折って進みました。どこの藪でも同じですが、一番注意しなければならないのは棘のある枝で、これには細心の注意を払いました。そしてやっとこさ深谷四等三角点(281.01m)に着きました。三角点の北側は笹が減って歩きやすそうでしたが、さらに東に縦走を続けました。ここは平らですが、シダの塊あり笹あり灌木の間隔は狭いという、歩きにくい場所でした。平坦地の東の端まで来て、南斜面を降りようとしたのですが、シダの塊が茂っており、隙間がありません。端の方から降りようと試みたのですが、急斜面に出てしまい、結局戻りました。この付近には水色の荷造りテープがところどころ木に付けられており、この付近にもありましたが、降りる方向を示しているようには思えません。結局南斜面は断念して、降りやすそうな方向を探すと、北に向かう尾根がシダが少なそうだったので降りてみました。最初はシダ藪を避けて降りられたのですが、標高200mを切った付近からはシダと灌木の混ざった藪を強行突破せざるを得なくなりました。藪を抜けて林になったのは標高160m付近です。この先は急斜面になって、方向もよくわからなくなりましたが、シダを避けながら降りていくと、林道東奥線に降りられました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★★

地形図は「日生」です。



2022年12月15日木曜日

生野町円山からフドノ三角点

 


生野の北の円山付近から、栃原川北側のフドノ三角点に行ってみました。登る候補の尾根がいくつかありましたが、真っ直ぐ登れるということで播但線を潜って少し歩き、山裾の急斜面を登りました。見た目も実際も急斜面ですが、あまり滑ることはなく登れました。植林もありますが、すぐに自然林になりました。藪はなく、楽に登って行けました。最初はアップダウンが多く、そのあとはややきつい登りもありましたが、ときどき平らにもなるので気分良く歩けました。80分ほど登り続けて、稜線に出ました。栃原川の北側です。ここからは北西に歩きましたが、広々して歩きやすく、葉の落ちた木々もきれいで良い尾根です。あちこちの眺望もあります。急斜面はありませんが、登りが続きます。場所によってはアシビの藪があって、迂回しました。特に900m+ピーク付近はアシビが茂っています。ここで少し寄り道して、南の金属プレートのフドノ四等三角点(889.31m)を見に行きました(写真)。この付近は2020/10/11に来ています。このフドノと倉床川と明延の間にある冨土野との関係は知りません。


フドノ三角点からは戻って2020/10/11の逆コースで北に行きました。そして910m+ピークから東寄りに歩き、その先の急斜面を降りました。ここは2013/05/25に登ってきた尾根で、この先はその時の下山と同じコースとなります。急な斜面を降りていき、なだらかな植林に入って、その端に低い松に囲まれた金属プレートの堤西四等三角点(692.07m)を見つけました。それから東の尾根に向かいましたが、この付近は2013/05/25にも書いていますが地形図と実際の地形が合っていないようです。なだらかな等高線とは裏腹にかなり凹凸があり、東に向かう斜面も急でした。いったん630m+ピークに上がり、急な植林を降りて細尾根に入りました。ネットがありますが、だいぶ倒れているのであまり邪魔ではありません。NHKのアンテナの残骸のある570m+ピークを過ぎ、黄色い杭のある方向に歩いていくと、金属プレートの堤東四等三角点(508.21m)がありました。その先は2020/10/11にも降りていますが、急斜面の植林になり、最後は岩のある危険な斜面でした。西寄りの尾根を降りるほうが無難かも知れませんが、造林作業道円山線に降りられました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「但馬新井」です。



2022年12月10日土曜日

南の豊成から登る袴ヶ仙

 


美作の袴ヶ仙には何度か登っていますが、今回は南の豊成から登りました。県道357号線がヘアピンターンしている付近の西側には東谷川が流れていますが、これを渡る橋があります。西岸の墓所に行く道ですが、それだけでなく谷の奥に道が続いています。歩きたいのは尾根なので、最初から道を歩かず植林を登ればよかったのですが、良い道だったのでつい歩いてしまいました。案の定、谷奥で道は終わってしまい、あとは倒木だらけの狭い谷なので、そこから斜面を登りました。ここはかなりの急斜面でしたが、足元がわりとしっかりしていたので木に掴まって滑落せずに登れました。尾根上は植林ですので歩くのは楽です。ただ、しばらくはやや急な坂が続きました。登り切ると平らになりますが、倒木だらけの藪になりました。明見谷四等三角点(539.61m)は倒木の下にありましたが、潰されてはいません。倒木とミツマタの藪を抜けて方向に気を付けながら斜面を降りていくと、尾根に石仏がありました(写真)。この付近には金原と碇谷を結ぶトンネルがあるのですが、それができるまではここが峠だったと思われます。両側に杣道がありました。


アップダウンしながら植林を歩き、そのうちに葉が落ちた自然林もあって冬の風情があります。540m-の鞍部に降りると、あとは登りが続きます。長い尾根歩きなので、やや急な斜面も一歩ずつ登っていくしかありません。標高640m付近では碇谷の方から来ていると思われる林道が西側でターンしていました。最後は標高700mくらいから美しい植林の長い急な登りで、登り切ると向こう側は伐採地で那岐山がきれいに見えました。平成21年度保安林改良事業施工地だそうです。しばらくネット沿いに歩くと、ネットは西に降りていき、尾根には岩が増えてきました。そして赤い矢印が木に付けられていて、登山道と合流したことがわかりました。2017/08/19のコースです。大きな岩があって、「塩の下神社」がありました。縁の下にしては岩の上に小さな祠が置いてありました。まだ少し登りがあり、それから平らな所を北へ歩くと袴ヶ仙の山頂です。登り始めて2時間半でした。池の尻三等三角点(930.41m)があります。快晴で展望は最高でした。那岐山と日名倉山の両方が見えます。


下山は尾根をまっすぐ降りることにしました。来た方向に少し戻ってから慎重に方向を定めて植林の急斜面を降りました。標高820m付近に大きな岩があって巻いて降りましたが、その下には「カエル岩」があって(この標識のすぐ横の岩でしょうか、それとも巻いて降りた大岩でしょうか?)登山道と合流しました。植林を降りていくと岩塊流という道標があり、見に行くと斜面に岩がたくさん転がっていました。規模は小さめですが岩塊流に違いはありません。さらにきれいな植林の尾根を下りましたが、途中で登山道が尾根から外れて行っているのに気づかず、そのまま降り続けました。急斜面で落ち葉が滑る所もありますが、植林なので問題はありません。630m+と610m+の小ピークの東側は意外と急斜面でしたが、無事に地形図にある実線道に出ました。これは登山コースで通る道です。この林道は歩かずにそのまま緩やかな植林を降りましたが、ここは段々畑の跡です。そのまま宮ノ上に出て、東谷川に沿って歩いて出発点に戻りました。


展望 ★★☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「古町」「坂根」です。



2022年12月7日水曜日

加美区多田から登る飯森山

 


飯森山には何度か登っていますが、今回は東からダイレクトに登りました。2017/08/06と同じくソーラーパネルの先のゲートに車をとめて、ゲートの横の小さな扉を抜けて林道に入りました。少し歩くと山小屋があります。古い道標があって、右生野となっている方向の林道を2017/08/06の下山と逆コースで北に登っていきました。かなりの登りで標高差100m程度を稼いでから、地形図では比較的緩やかに見える尾根を登りました。しかし意外と急斜面でした。植林から自然林に変わりますが、足元はしっかりしていました。標高差100mほど登ると大きな岩が二つあって、少し楽になりましたが、まだまだ登りが続きます。多少藪っぽくなりますが、植林があるので楽に登れます。そしてススキの藪になると、未舗装の立派な林道に出ました。森林基幹道千ヶ峰・三国岳線です。法面が立派すぎてどうやって登るかが大問題でしたが、結局金網の張ってある急斜面を這いつくばって登りました。すぐに植林に入れますが、その先は藪でした。北側は植林ですが、尾根上には金網とネットと両方が並行して張られています。藪っぽいのを我慢して登っていくと、南側は伐採地になりました。広く遠くまで見渡せて、ウネウネと伐採地の間に道が作られているのが見えます。自動車が何台かあちこちに停まっていました。その先の尾根は植林で、登っていくと下が伐採地なので西脇方面が見渡せますし、翠明湖も見えました。ちょっと岩の増えた斜面を登ると伐採地の頂点に出て、そのまま岩のある北方向に歩き、最後はかなりの急斜面を上がると、枯れススキの中に福畑山三等三角点(900.59m)がありました。ここが飯森山の山頂なのでしょう。西方向にはなだらかな感じですが、北東に降りる斜面は急でした。


下山は2016/04/16に荒田神社から登ってきたコースの逆コースとしました。飯森山から南に尾根を降りましたが、東側は伐採されているのでネットの向こうにずっと展望が続きます。ネット沿いに降りていくと伐採地の林道の終点があり、その下でも2回林道が尾根を横切っていましたし、三叉路もありました。しかし林道は歩かずに藪っぽい尾根を歩きました。登り返して大きな岩を登ると金属プレートの宮前奥山四等三角点(682.58m)がありました。付近は藪で方向がわからなくなりましたが、よく見定めて東に降りました。藪っぽい尾根が続きます。地形図では破線道がありますが、あるような気がしないので、そのまま尾根を南東に降りていきました。この付近から見る東の伐採地は航空写真でもわかりますが不思議な形に切り残されていて、急降下する鳥?のメッセージでもあるのかと思いました(写真)。そのまま下り、標高570m付近で2016/04/16のコースから分かれて東の尾根に向かいました。この尾根は灌木の藪ですが北側が植林なのでそちら側を降りていきました。するといきなり林道の切通しの上に出てしまい、苦労して南寄りの法面を降りて林道に出ました。これも森林基幹道千ヶ峰・三国岳線でした。そのまま尾根を降りたかったのですが切通しで分断されているため法面の脇のススキを抜け、その下のコンクリートの法面の上を歩き、さらに伐採地の周囲のネットを回って目的の尾根を降り続けました。ここはネットがありますが、そのうちに別れてまっすぐに降り続けました。だいたいは若い植林で下草も生えています。どんどん降りていくと、川に出ました。幸いに岩が多く、渡れるところがあったので渡って急斜面をよじ登ると、ロッジの裏に出ました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「生野」です。