2020年8月16日日曜日

作畑から登る黒尾三角点

 


山の上の美しい植林で涼みたいと思って、思いついたのが神河町の黒尾三角点でした。北から登ったことはありますが(2013/08/08と2020/05/30)南の作畑から登ったことはないので、行ってみました。作畑から県道367岩屋生野線で昔の番所の跡を通って白口の方へ歩きました。峠までの半分ほども歩くと、地形図では北に破線道が尾根を登って行っています。実際には谷に入る道しかありませんが、植林の尾根が幅広く伐採されているので登ってみました。かなりの急勾配を一直線に登るのですが、足元が良いので問題なく登れれます。美しい植林で来たかいがありました(写真)が、急勾配を登り続けなければなりません。20分も登ると主尾根に上がれました。西から北に林道が来ています。風が涼しく、目的を達した気分になりました。


ここから黒尾三角点までは2013/08/08に歩いています。いきなり藪っぽい細尾根になりますが(ちょっと北側の展望があります)、また美しい植林に戻り、713mピークを過ぎて気持ちよく歩けました。700m+ピークから北に曲がって、次の700m+ピークは道が南側あったので巻いてしまいました。地形図では破線道が南北に通っていますが、形跡がありません。しかし南に降りる尾根は植林なので、歩けると思います。その東の尾根はシダも倒木も増えますが、それを抜けると歩きやすい植林に戻り、さらにアセビの間を抜けるとシダに囲まれた黒尾三等三角点(805.54m)でした。


三角点からは南に尾根を歩きました。標高で約50mほど植林を降りると林道の終点がありました。ここから南の尾根に林道を歩きました。そのため760m+ピークは巻いてしまいました。その南の750m+の植林で一休みしました。最初の計画では三角点に戻って東に行って林道で降りるつもりだったのですが、標高差50mを登るよりもせっかくある林道で降りてみようと思いました。この林道はしっかりと作られていて、崩れている箇所はありませんが、灌木がたくさん生えていて、それをかき分けて降りました。林道なので真っ直ぐに降りてくれる訳ではなく、水平に進んではターンして少し下がるという感じで、それでもだんだんと降りて行きました。最後は小さい尾根に出てきたので、そのまま尾根を降りたのですが、ここはしっかり林道を探すべきだったと思います。というのは、尾根の先の急斜面を降りると下は小川で、その向こうには金網があるからです。金網に沿ってウロウロして、扉を見つけて水田に出ました。


2時間半ほどで一周しましたが、植林で涼むことができました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「生野」です。



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